今年はじめての栗を仕込みながら、
ぼちぼちとキッチンで、書いています。

西から東に
少しずつ少しずつ、秋めいてきていますね。
嬉し美味しい季節も まもなく到来もみじ

栗を始め、
様々な秋仕度に備えて
冷蔵庫をスッキリさせるぞ~♪とばかり、
瓶詰めや常備菜、残り物を見回し
会いそうな組み合わせを探していると
思わぬ新しい味わいが生まれたりもしました。

残りものの新たな使い道が広がると、
不思議と嬉しいですよね。


1、作りおきのがりに
焼き魚に添えた酢取り茗荷の残り、
カリカリ梅と梅干しのしそを全て刻み
がりのつけ汁でさっと煮て醤油を少々混ぜ、
冷ますと…
とてもきれいな色に上がります。
これからは、
こんな暖かい色に
ぐっと心つかまれそうです。



残ったたくあんや古漬けを刻んで塩抜きして
しょうが醤油で和えるかくや漬けのように、
さまざまなフルーツを刻んで馴染ませるマチェドニアのように、
あわせることで初めて生まれる美味しさ。

御飯の友にも、寿司飯にも合わせやすく、お茶漬けにも。
鯵の叩きに添え
青ねぎやしそなどの薬味と一緒に混ぜても。
鰹節をのせて酒肴にも。




2、期限の近いオリーブと、オイル漬けにしておいたドライトマトと、モッツァレラチーズの残りで…
ドライトマトとチーズを叩いてつぶし、刻んだオリーブをさっくり混ぜ、瓶に詰めてオイルを注ぎます。



パンやクラッカーはもちろん、
オムレツや冷奴にも。
グリル野菜サラダや、ライスサラダのソースにしたり、
パスタやリゾットにあわせたりも。
ピザトーストにも、深みが出ます。





3、鍋のあとに少しずつ残ってしまったきのこをフードプロセッサーで刻んで弱火でじっくり炒めて塩胡椒し、パセリをぱらり。



保存するにはオイルに沈めておきます。

残っていたきのこは、エリンギとしめじ。
マッシュルームとエシャロットで作るデュクセルよりも香りが良いし、
シンプルなので便利ですよ。

生クリームとあわせてパスタにしたり、リゾットやピラフに混ぜたり、スープのベースにしたり。

魚のポアレにもステーキにもオムレツにも合う、便利ソースです。


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今年の秋は、我が家の小さな転機かもしれません。

日曜から息子が、はじめての一人暮らしを始めます。
今回は学祭が終わるまでのお試し、ではありますが。

いっぽう、
私も仕事を増やし、忙しくなりそうです。

そのせいかな、
寂しいというよりは
どのくらい大人になれるか、が楽しみでもあります。


一人暮らしの冷蔵庫にも、
家族より早く出る日の朝ごはんのテーブルにも、
この思いつきの瓶詰めたちが
心強い味方になってくれると良いなと願っています。







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