連休二日めの日曜日、快晴
みんなが休みの日でした。
娘の宿題終わりを待って、昼下がりの桜木町へ。
桜木町は、日本ではじめに鉄道が開通したときの
旧・横浜駅だそうですね。
線路をはさんだ海側には、みなとみらい。
昔は広大な造船所や操車場があったのが嘘のように...
今や高層ビルや遊園地、巨大展示場も立ち並ぶ、
超がつきそうな、近代的な街並みに
すっかり変貌を遂げています。
それとは対照的なのが、
駅の反対側の野毛です。
少し坂を上れば動物園や図書館などがある自然豊かな風景なのに、
坂の下にはストリップ小屋。
大通りには場外馬券売り場や演芸場。
場所柄、歯のないおじさんや、怖いお兄さんもいらっしゃいます。
戦後の闇市で栄えた下町の風情がまだかなり色濃く残っていて
すぐそばには、
横山剣さんが
♪DARK SIDE 横浜 ♪
とか、
♪地獄に 一番近いHEAVEN~♪
なんて歌ってる伊勢佐木長者町も。
それでも、余りある魅力があふれる、大好きな界隈です。
細かい路地に小さなお店がひしめいて
小さいけれど、
ここにしかないおいしい味も、いくつもあるんですよ。
話が横道にそれまくりましたが、
そんな野毛の町で、
毎年GW前半に開催されるのが
野毛大道芸。
20年も続く、横浜の名物になっています。
野毛大道芸
車道を封鎖したスペースのあちらこちらが路上ステージと化し、
それを取り巻くたくさんのお客さんと、
楽しく掛け合いながらのショーが繰り広げられて。
日々の厳しい練習や、重ねた苦労があってこそ、の芸の数々なのに
観る私たちは、小難しいことは何も考えずに、
青空の下みんなで飲んで笑って、感動させてもらえる。
それが、たまらない魅力です。
大好きな風船太郎さんにも会えました。
話芸も素晴らしくて、もうずっと笑いっぱなしでした。
終わった後も、
客の一人一人に心を込めてありがとうを言われていた、とっても謙虚な方です。
この方の一生懸命さにも、釘付けになりました。
難度の高い技が終わった後、外で成功したのは5年ぶりと、涙をこぼしておられました。
私ももっと、頑張らなきゃ。
今年は終わってしまいましたが、
秋にはオータムフェスティバルも開かれます。
良かったら、
来年でも再来年でも、
気のむいたときにふらっとおいでください。
入場無料ギャラは好きなだけ。
あたたかい陽射しの下、生ビールやモヒートを片手に、
色んなこと忘れて、のんびりと楽しみましょう。
おまけに、仮装でびっくりさせてくれたお二人を。
お皿から突如水を出すカッパ男。
レディー・カタツムリ。
たくさん笑って、
幸せな休日をお過ごしください。
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