小学生へのキャリア教育とは?
よくわかりませんよね💦…簡単に言うと、
将来、社会に出て働いて、一人で生きていけるように、
社会人に必要な能力や態度を、
子どものうちから少しずつ育てましょう
という教育です。
近年心理学の分野では「キャリア教育」の重要性が注目されていて、
小学校でも実施されたりしていますが、
一般的にはまだそれほど認知されていません。
なぜ小学校でキャリア教育が必要なのか?
小学校は、生き方や進路に対する基礎的な考えや能力を養う時期です。
この頃の子どもたちは将来に対して夢や希望を抱きます。
でも一方で、ネット社会・コロナ渦などの影響によって、
人間関係がうまく築けず、自己肯定感が低い子どもや、
将来に希望を持てない子どもが増えています。
その時に、学校や家庭での自分の役割や社会との関係性を学ぶことで、
将来の可能性に向けての夢や希望が高まって、
困難な状況を乗り越えることができるようになります。
また、
キャリア教育を行うことによって
コミュニケーション能力が向上し、
学習意欲も高まるという効果がある
ことがわかっています
子どもたちに、夢に向かって頑張る力を持ってもらうために、
早い段階からのキャリア教育が必要だと言われています。
低学年、中学年、高学年それぞれのキャリア教育の特徴
小学校のキャリア教育では、
「働くこと」の価値や重要性を理解し、
自分が「できること」「意義を感じること」「したいこと」を理解して行動し、これらを学習意欲につなげること
を目標としています
参考資料;文部科学省「小学校でのキャリア教育の手引き」
厚生労働省「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書
中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」
キャリア教育について知っていただきたい一心で、長々と書いてしまいました
当教室では、学校ではなかなか実施するのが難しい
自己理解と職業理解を中心に、
コミュニケーション能力が向上し、学習意欲も高まる
ようなワークショップをやっていけたらいいなぁと考えています