こんにちは。
あいです。今日はとても気持ちの良いお天気✨
大田区に用があり、今は移動しながらブログを書いてます。
さて。
今日は、親としてドキっとする、児童精神科医の佐々木正美先生の言葉から。
子どもの「わかっているよ」は黄信号。「うるさいな」は赤信号。
子どもを育てる時に、正しいことをたくさん言えばいいしつけができるかというと、そうではないのです。
正しいことを〝適量〟言うことが大切なのです。
この適量というのを間違ってしまいやすいのです。
薬はたくさん使えば使うほど効果があるわけではありません。
過ぎた部分は、副作用をおこします。
害になります。
あえて申しますが、名医ほど薬の処方量が少ないです。
もちろん、効かないほどの量ではダメです。
放っておけばよいというのではないのです。
有効量の最小限度を処方して、じっと見ていられるかということです。
子どもに言ってあげられることの最小限を言って、待っていてあげられるか。
これが子どもを強迫的にしないための一つの方法です。
有効量の最小限度の見極めが難しいのです。
この有効量については、おおよそ雰囲気で、みなさんどうぞ感じ取ってください。
子どもが「わかっているよ」と返事をしたら、わかっていることをまた言ってしまったのだということです。
親の言い分としては、言ってもできないから何度も言うわけです。
けれども、できないものは何度言ってもできないのです。
人は何でもできるわけではないのです。
〝できること〟と〝いつでもできる〟あるいは、〝毎日できるということ〟は違うのです。
できる日とできない日があるのです。
みなさんはいかがですか?
毎日おできになりますか?
どうしても今日は掃除をする気がしない、という日がおありではありませんか?
掃除をする能力がないのではありません。
お子さんに何かおっしゃったときに、「わかっているよ」と言われたら、「こちらの我慢が足りなかったのだ」ということです。
けれども親は、「わかっているのにやらないのだから、子どもの我慢が足りないんだ」と思ってしまいがちです。
「わかっているよ」と言ったら、黄信号ですから、できれば徐行か止まらなければなりません。
「うるさいな」と言われたら、赤信号です。
「うるさいな」と言われているのに、「あなたがちゃんとしないから言うんでしょ」では事故が起きるでしょう。
お子さんが「うるさいな」と言ったら、それはたいてい言い過ぎだとお考えください。
お子さんを不安にしているわけです。
というよりも、親が不安なのです。
待っていられないんです。
言わないといられないの
です。
児童精神科医 佐々木正美先生
「子育てに迷ったときのお母さんへの言葉」より
〝言い過ぎてしまうのは、親が不安だから〟
う、、たしかにそうかも‥
心の奥底の気持ちを言い当てられたような気がします。
「ちゃんとしてない子だと、園や学校、周りの人に思われたらどうしよう‥」
「勉強ができなくなったら困る」
「よその子は○○できるのに、まだできない。大丈夫かな‥」
つい言い過ぎてしまう時は、こんな不安があるから。
「うるさいな」の赤信号メッセージは、親からすると「わかってるなら、やりなさいよ!!」と、赤信号を突破し破壊したくなる位、腹が立つこともありますが‥。笑
今まで赤信号を突破して、子どもが良い方向にいくことは一度もありません。
佐々木先生がおっしゃるように、大事故につながります。
子育ては、私の「子どもを信じて待つ力」「忍耐力」「精神力」を鍛えてくれているなあと思います。
あい
■✨知っていれば楽になる子育て情報 Instagram
■あい公式LINEです。
無料で子育て情報が届きますので、下記からどうぞ。