みなさま こんにちは。
一学期の親子教室を終え静かになったココロのお部屋。
と思いきや、まだ楽しいことが待っていました!
これを開催してこそ本当に一学期が終了します。何かと言うと…
ぱんだ組同窓会
子どもたちとお母さんのこと。
首を長~くして待って、待って、とにかくこの日を待ってたよー!!!
扉を開けて「お久しぶりです!」「大きくなったね!」の声が飛び交います。
お母さんたちとは昨日もお話しましたよね?ぐらいの勢いでお喋りが弾むのですが(笑)子どもたちはお母さんの服を掴んで離れない、隠れる、話しかけても返ってくる声が小さい。
ぱんだ組の頃と全く違う姿…でも、その姿が成長したことを実感させます。
あなたらしくありのままの姿で過ごしてほしいと思い一緒に過ごしてきたぱんだ組。
そこから、幼稚園・小学校へと、その姿を見せることのできるステージを変え、経験してきた中で、様々な顔を持ちます。
恥ずかしくなって当たり前。逆に変わらずそのままの姿だって嬉しい
こうして会いに来てくれたことが幸せ。
ただただ、そう思っていました。
早速、みんなに制作第一弾のお願いです♪
お名前もひらがなや漢字で書けます。
机も椅子も小さく見えるなぁ
みんなの興味を知るツールとして大切にしていた絵本コーナー。
先日よつば保育園から譲り受けた長椅子に座って絵本談義。
「ぱんだ組のと同じ絵本を持ってるよ!」と教えてくれる小学生のお友だちもいました。久しぶりに聞いて見ると、あの頃とガラリと興味が変わっていたり、さらに深く好きになっていたり。
ただ一つ言えることは、みんな変わらず本が好きなんだってことです
朝の歌を歌い自己紹介タイムです。
自分の名前、学年やクラスの名前、好きなこと。
自分の声でお話してもらいました。
みんなの姿は、ぱんだ組で止まっています。
「せんせー!せんせー!」と大きな声で一所懸命に自分の気持ちを伝えてくれていた幼い姿。
そこから経験を重ね、自分の声で自己紹介ができるようになっています。しかも❛ですます❜を使ってる!!それだけでみんなが大人になったと思った(笑)
抑えきれない感情が、目から溢れてきます。
この時点では殻を被っていたであろう子どもたち
さぁ、殻を破る時が来ましたよ!!
制作の時間です。
制作を提案した時の、やりたい!!のキラキラした表情。
ぱんだ組の頃と全っ然変わっていないぞっ
小さかった子どもたちの声のボリュウームが一気に上がります!
「せんせー、これでいい?」
「えーできない!なんで?」
「じゃあ、こうしてみようかな」
「せんせー!できたよー見てー!」
さらに盛り上がるよ~魚釣りゲーム🎣
もちろん!ただの魚釣りでは終わりません。
みんな、しっかりお土産を釣ることができたね☆
クイズ形式の絵本の時間では、驚く姿が!!
ほらほら、みんな挙手ですよ。
小学生チームと来年入学を控えている年長さん。いや~さすがです
最後の最後まで、みんなの成長を感じっぱなしの同窓会でした。
さて、ここからはこのブログを担当した私の主観で思い切り書かせて頂きます
みんなどんなに成長しているのだろう。
幼稚園のお友だちは、まだすんなりとお部屋に入ってくれるかな?
小学生のお友だちは…きっと緊張するだろうなぁ~。
実は、会える喜び以上に私自信が緊張し過ぎちゃって、出勤してもずっと無言でしゃべる余裕無し(笑)
「おはよう!待ってたよ!」の一言を言うその瞬間まで、手は震えていたし、心臓の鼓動はドラムロール並みの早打ち。
でも、子どもたちの姿を見た途端「(本当に言葉にできない感覚で)あー…」と一つ緊張が解け、お母さんたちの「先生♡」という優しい声で一気に心がほぐれていきました。
そこから、自己紹介を見て涙が出るし、スライムを混ぜる姿に相変わらず目頭が熱くなるし、魚釣りを楽しむ姿に喜びが爆上がりし、絵本を楽しんでくれる姿がたまらなく可愛くって幸せに包まれ浸り過ぎた結果…
最後の〆の内容を全て忘れたそれなりに組み立てたはずの文章。ほぼ、すっ飛ばしておりました
お母さんって何て大変なんだ!しんどいんだ!誰も何も言ってくれやしない!
長男が9歳、長女が7歳、次男が4歳…ネガティブ感情が溜まりに溜まって、かなり渦巻いていた頃。私はよしこ先生と出会い、ココロのスタッフになります。
ココロの思いに理解はできましたが、こんな自分が表現できるのか、伝えられるのか。久しぶりに先生に戻ることへの楽しみと不安。
ぱんだ組は、そんな私がココロスタッフになった年・2012年秋から始まりました。
そのぱんだ組が、私を大きく変えます。
初代ぱんだ組担任の先生は、ココロの先生として大先輩。でも、いつも私の目線で相談事に乗ってくれて、いつも穏やかで優しい。めちゃくちゃ大好きで、お姉さんのように慕っていました。たくさんの助言のおかげでやっと親子教室を進められるようになった。そう思っていた矢先、先生が退職することを知ります。
先生から直接お話を聞いた時は、頭が真っ白になったし動揺が隠せなかった。
これから誰を頼ればいいの?そもそも私に何ができるの?
そんな不安の中で、次年度から私がぱんだ組を担当するようになります。
・・・・・・・・・・
とにかくがむしゃらに突き進み、前任の先生の姿を追いかけ過ぎて道に迷いかけた1回目。
みんながぱんだ組を楽しみにしていることを実感した時、その迷いから解放された。
私は私らしくすればいい、と教えてくれた。
向上心むき出しで、前回より絶対に楽しくすると決めた2回目。
『私らしく』は『ありのままで』という言葉に変換できること。
これをぱんだ組の土台にして過ごしていけばいいと背中を押してくれた。
39歳になるから「サンキュー」を伝えまくろうと決めた3回目。
(急にギャグ線になったと思わないで)
子どもたちやお母さんたちに、感謝を込めて「ありがとう」の言葉。
素直にたくさん伝えた先に、『生まれてきてくれてありがとう』という、大切な言葉に出会わせてくれた。
お母さんの深い思いを知り、ぱんだ組に通えて良かったとたくさん感じてほしいと強く願った4回目。
大阪北部地震、豪雨。自然災害で教室が休講になることが多かった。
一つ一つの景色(教室)を積み重ねること。それは、当たり前ではなく尊い時間なのだと、心の底から実感した。
間が空いて久しぶりに担当した5回目。
コロナ禍と自分への不安…先の見えない道を進むことが怖かった。
でも、子どもたちとお母さんは、どんな私も変わらず受け止めてくれた。
「ゆりせんせー!」と呼んでくれる子どもたちの声。
お母さんたちの優しさに溢れた表情と言葉。
それは、一層力強く教えてくれた。
私は私らしくで大丈夫だということを。
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始めて担任したぱんだ組で知った気持ちは、私のこころのねっことなり、ぱんだ組を経験するごとに愛情という栄養を与えてもらい、強く太くなって、ココロの先生として私を支えてくれている。
お母さんという姿にネガティブだった私が、母であることを素直に感謝できるようになった。
前途多難な子育て。紆余曲折あるけれど、もっと母としてできる!と力をもらってきた。
ぱんだ組修了を迎える日。
「ココロがあってよかった。救われました。ありがとう。」
どの年もいつもお母さんは伝えくれます。
私もココロという場所に救われた一人。
ココロの先生としていなければ、こんなにたくさんのことを教えてくれるお母さんや子どもたちに出会えなかった。ここまで頑張ってこれなかった。
私も同じ気持ちで「ココロ、ありがとう。」
そして、やっぱり最後に感謝するのは、通ってくれた子どもたち、ココロと出会って選んでくれたお母さんです。
人は一人では成長しきれない。
いつもそばにいて、触れ合い、気付き合い、伝え合い、喜び合い、悲しみ合い、どんな時も支え合い…だから、成長できる。
私も含めココロのスタッフ全員が、今まで出会った親子の皆さまへ感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、本当に、ありがとうございました。
来てくれる親子の皆さんに、ココロがあってよかったと思ってもらえる場所でいよう。
卒業しても、変わらず「待ってたよ!」とみんなを受け止められる場所でいよう。
抱えきれないほどの感謝の思いを胸に、今できることを精一杯に頑張っていきたいと思います。
最後になりましたが、ご参加予定の中、体調や急用などでお休みをされた親子の皆さま。
温かいお気持ちは十分に伝わっています。卒業してもココロに思いを寄せてくれていてありがとう。繋がったこの縁は、会える日を必ず作ってくれる。きっとまた会おうね。
さぁ、子どもたち
夏は暑いけれど、その『暑さ』は『熱さ』に変わって、命が生き生きと輝く季節です。
たくさん遊んで、食べて、しっかり寝て…毎日を自分らしく楽しむんだよ。
『生まれてきれくれて、ありがとう』という言葉と共に、お父さんやお母さん、そして多くの人たちから育んでもらっている命。
広くて白い『自分』というキャンパスを、あなたらしく、ありのままのイロに染めて下さい
ココロのお部屋から、めちゃくちゃ応援しているよ
大好きなみんなのこころのねっこが、太く逞しくなって、さらにすくすくと大きくなりますように
ココロ
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