暑中お見舞い申し上げます
みなさま、体調などは崩されていませんか?
8月が始まり一週間が経ち、夏休みも折り返しに入りました。
中3、中1、小4の子どもがいるわが家。
あ~昼ごはんはどうしよう。
あれ?もう晩ご飯作る時間やん!!
いつもは作らなくて済む昼ご飯があるだけで、朝から晩まで台所に立っている感覚です
給食のありがたさを痛感します
そんなわが家の夏休みはというと…
小4の次男は、近くの公園で野球にテニスに鬼ごっこ。
熱中症とか大丈夫かな~と時折、その様子を見に行きます。
ただ見るだけもアレかな、と思いアイスやチューペットなど冷たい物を持参します。
軽く休憩を取って、再び遊ぶ元気ッズです
外遊びに行こうとしたある日、次男が一言。
「お母さん、今日も見に来てくれる?」
「うーん、どうかな。今日は家でやること結構あるしな~。」
「そうか、じゃあ、オレ家でいようかな。」
(あら。やっぱりお母さんのそばが恋しいのかしら。かわいい子だわ)
そう思い、ルンルンした矢先。
「オレ、今日は冷凍庫のチューペットが食べたかってん。それを持って来てほしかったんやけど、来ーへんのやったら家でおるわ!」
えっ!?おいおい、そんな理由?うちはおやつ係かー!!
変に期待しただけに、そのコメントで落とされた母
結局、そのチューペットを外でお友だちと堪能する次男でした
そして、中学になって初めての夏休みを迎えた長女。
小学校と比べ物にならない宿題の量とクラブ活動。
そこに来て塾の夏期講習。
宿題をどう進めて行くか私と計画を立ててみましたが、もともと体力もない娘がどうなるかとちょっとドキドキしていた母。
もちろん予定通りには行きませんが、こちらの予想に反しての奮闘ぶり。
「ちょっと塾にハマったわ~」なんて思いもしないコメントまで飛び出すし
クラブにも張り切って通い、先日の3年生の引退試合では涙したらしい。
充実した夏休みになってくれたらと思うところです。
3年生の引退試合・・・うちの長男の引退試合も連日猛暑の中で行われました。
今までも試合をしてきましたが、今回初めて試合観戦に行く私。
珍しい人が来た!!並みに驚かれつつ(笑)「なんで今まで見に来なかったの?」と他のお母さんたち。
まぁ理由は色々あるのですが…私は見たら感情移入が半端ない
一つ決まればウワーとなるし、アカンかったらドーンと落ち込むし。
長男曰く「テニスは紳士のスポーツなんやで。ワーワー言うたらあかんねんで。お母さんが来たら絶対うるさくてイヤやわ。」と釘を刺されていたのです
でも、長男が頑張った証を一度は見たい。
「引退試合だけは絶対に行くから!!」と中1の頃から言い続け、とうとうその日が来たのです。
とにかく朝から暑い
しかも、着陸間際の飛行機が真上を飛ぶので轟音が響き渡ります。
その環境に驚いてキョロキョロしているうちに「ほらほら、息子さんの試合が始まるよ!!」の声。
サーブが入り、ラリーをし、点を取ったり取られたり。
秒殺やろうな、と思っていたら以外に接戦を繰り広げる姿に驚きでした。
シングル・ダブルス・団体戦と3日間、炎天下の中で試合をこなした子どもたち。
最後の団体戦は接戦に接戦を繰り広げ、結果負けてしまい子どもたちも悔し涙を流していました。
誰も熱中症で倒れることもなく、よう頑張った!感動した!の一言に尽きます
最後は、顧問の先生から3年生一人ひとりにコメントをしてくれました。
距離があって仰っていたことは聞き取れなかったのですが、言われている息子はタオルで涙をぬぐっていました。
私自身が中学のクラブでたくさん学んだこともあり、絶対運動部に入りなさい!!の母に対して、帰宅部がいいと言った長男。
あれこれ言い合って、息子が選んだのはテニス部でした。
始まってしばらくはとにかくしんどそうな姿で、強引にやらせちゃったな~大丈夫かな、とあれこれ考えていました。
辞めるって言われてもしょうがないか…とある種の覚悟を持って見守っていました。
が、しかし!休みたい、の声はあっても(笑)辞めるの一言はありませんでした。
顧問の先生にお礼を伝えると「努力できる子なんですけど、それがかっこ悪いと思っておちゃらけたりしてみんなに言われたりもしてましたけどね(笑)お母さんが思う以上に彼は努力していましたよ。よう頑張りました。」とお話して頂きました。
中学生と反抗期が重なり喋らない、部屋にこもるばかりで一気に息子のことが分からくなりました。
息子のためと口を開けば小言になって言い合いになってイライラし合っていました。
でも、先生の言葉に息子の頑張りが垣間見れて、この2年弱に抱えていた様々な思いが溢れて私も涙が出ました。
顧問の先生、保護者の方々、共に練習に励んだ同級生や後輩、そしてしっかり続けて頑張った息子。
たくさんの人のおかげで私もいい経験をさせてもらったなぁと感謝しました。
子どもを通して学ぶことってたくさんあると思うのですが、実は当たり前のことを再確認させてもらえたりもします。
諦めないこと、頑張ること、感謝すること、元気が一番だということ。
これから本格的に始まる受験生活に向かって、クラブで得た経験と思い出を糧に諦めず最後の最後まで頑張ってほしいと思います。
ラインギリギリまで歯を食いしばりラケットを伸ばしボールを追いかけていたように
「子どもたちは、毎日のクラブがなくなって心にぽっかり穴が開いてしばらく何もできないと思います。でも、やらなあかんことも分かってますからどうぞ子どもたちを支えてやってください。」
先生はそう仰っていましたが…今のところ全く何の行動も起こさない息子
心の穴、そろそろ埋めて動きませんか~
さて、夏休みも残り半分。
充実して過ごすためには何より元気が一番です。
元気があれば、何でもできる
十分な休息と水分補給をこまめに取って体調管理に十分お気をつけ下さい。
残りの夏も楽しく過ごせますように
yuri