おはようございます。

春分の日ですね。いかがお過ごしですか?

木蓮が満開になったり、早咲きの桜が咲いたり、春っぽくなりましたね。

さて、今日の旅ブログは「まさに修行!鎖山」をご紹介します。

 

事の始まりは、昨年9月の尾道一人旅。

その時に行った「辰兵衛」という地元のお魚の美味しいお店で、お店の大将もお客さんも

「尾道に来たなら、鎖山は登らなきゃね~。ここの地元ではみんな子供の頃に必ず登るんだよ。」

と教えてくださいました。

その時にゲストハウス「あなごのねどこ」で知り合いになったタマさんも、キキちゃんも

「鎖山に挑戦してくる!」

と出かけていました。一の鎖から三の鎖まであって、難易度が上がるのだそうです。

岩に鎖が打ち付けてあって、それを掴んで上に上っていくというもの。

夏場は鎖がめちゃくちゃ熱くなっているそうで、大変なのだとか。

タマさんは三の鎖まで到達したけれど、キキちゃんは「とんでもないよ!二でギブアップだよ!」

と言っていました。

 

そこで!今回は心強い助っ人、ムッシュがいるので挑戦してみることにしました。

事前に色々調べてみると、案外みんな登れているのだとか。本当?

この「くさり山修行」は千光寺にもあるのですが、私たちが目指すのは「浄土寺のくさり山」

千光寺の比ではないほど、過酷なのだそうです。

千光寺もトライしたことないのに、いきなり親分に挑戦みたいな感じ。大丈夫?

挑戦をする日は、旅の最終日。その日はすっきり晴れていて、修行日和です。

では早速Let's Go!

 

「浄土寺山の鎖山」を目指して歩いていきます。

尾道はお寺の町。山手にもたくさんのお寺があるのですが、今回訪れるのは浄土寺。

あなごのねどこから歩いていきます。

坂道を上って行きます。結構な坂道。眼下には尾道の街並み。線路も見えて情緒があります。

 

ここが浄土寺です。

616年、聖徳太子の創建と伝えられています。 

足利尊氏が九州平定や湊川の戦いの際、戦勝祈願をした寺としても有名です。

あと、鳩がものすごく多いことでも有名。この日は少なめでした。ホッ・・・。

 

鎖山はこの裏手側にあります。

階段を登っていくと・・・・

あった!これ?

めちゃくちゃ急勾配なんですけど!ほぼ垂直じゃんか!

 

これが案内版。

頂上に鳥居があるんですね。ナルホド。

 

 

それにしても、これ本当に登れるの?めちゃくちゃ怖いんですけど!

鎖を手にして足を岩にかけて2歩進むと、もうめちゃくちゃ怖くて3歩目が出ません。

ムッシュは「下を見ずに行くといいよ。」とか「鎖で自分の体重を支える感じでね」と

アドバイスをしてくれるのですが、とてもじゃないけれど登れる気がしません。

本当にめちゃ急勾配で怖いんだってば~!

写真でみるより、ものすごい反り立つ壁!みたいな岩!

さぁ、どうする?

 

・・・・・・明日へつづく