ひまわり教室活動報告 | 心と心が通うとき〜やさしい人間関係の作り方

心と心が通うとき〜やさしい人間関係の作り方

発達障害や周りの人達へのコミュニケーションサポート

 前半クラス

始めの会

ことばでチョコ集め

絵本読み聞かせ

 よかったね、ネッドくん)」

UNO

 終わりの会

 

 バレンタインデーが近いこともあり、

今週はプログラムにチョコレートを

取り入れました。

「あ」とか「ぱ」とか「きゅ」などの

文字が書かれたカードを一枚引き、

その文字で始まる言葉を考えるという

ゲームです。

順番を決めて15回行います。

さらに、10文字ごとにチョコレート

1個と交換できるため、子ども達は

制限時間内になるべく長い単語を考えます。

例えば、「あ」のカードを引いたら、

「あり」と答えるより、

「アイスクリーム」と答えた方が

得をします。

「チョコ」と聞いて、

「今日は、なにするの?」

「早くやろう!」とノリノリでした。

書くことが苦手な子達も、

今回ばかりは鉛筆を握り、

しっかりと文字を書いていました。

 





<後半クラス>

始めの会

チョコを食べながら自分を語ろう

絵本セラピー

  (「よかったね、ネッドくん)」

  ジェンガ

終わりの会


 


後半クラスも、今回はチョコレートを

食べながら、最近の様子や悩み事などを話す時間を作りました。

学校に行っている子は、毎日の学校生活での

楽しいこと・ちょっと困ったことなどの話をし、

学校以外のところに場所を作って

いろいろな体験をしている子は

そのことを話し、

お互いに「ふ~ん。」「そうなんだ~。」とか

「へぇ。それはすごいね。」などと

言い合っていました。

  

毎日、なんとなく過ごしているようですが、

 きちんと意識すると

「自分が『大事にしたい』と思っていること」や

「自分が『これだけは絶対にしない』と思っていること」は、あるのだと思います。

周りと協調しながら自分を見つけていく思春期は

ちょっとしたことで自信をなくしたり、

不安定になったりする時期でもあります。

いつも頑張っている子達だからこそ

気持ちを緩めて過ごせる時間と環境が

必要だと感じます。

  

もちろん、本気でゲームを楽しむ時間も…

 



ひまわり教室スタッフ 阿久津智子