発達障がい理解は必要なのか。 | 心と心が通うとき〜やさしい人間関係の作り方

心と心が通うとき〜やさしい人間関係の作り方

発達障害や周りの人達へのコミュニケーションサポート

今日の午前中は
子育てこころサポーター養成講座9期
第八講座「発達障がい理解」でした。


様々な心理学セミナーはありますが
発達支援教室の現場で活動をしている
「私ならではの講座」の一つです。



「発達障害」という言葉は
日本社会にずいぶん浸透しました。

その内容は
広げようと思えば、限りなく広がり
深めようと思えば、限りなく深められる
そんな分野になりつつあります。


ただ…現実には
狭く浅く理解している人が多いために
「発達障害」が特別支援というより
差別化を助長する危険もあります。


特別支援教育を充実させることは
個々の能力やスキルを
高める可能性もあり

安心した環境で育つことは
情緒の安定にも繋がります。


ちゃんと意味はあるのです。


ただし

子どもの頃から分離を徹底したり
「別のもの」という印象を持つことで
大人になってから
急に「助け合い」と提唱されても


助け合い方が分からないし
違いを自然に認め合うことも
難しくなるのでは…と
危惧してしまうのです。




発達障害を理解することは
「みんなで幸せになるため」の
ものであってほしいと思うのです。

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西野奈津子