あなたの毎日が自分らしく
生き生きと輝けるように
お手伝いをしています
心理セラピスト中田詩子です。
今日は少し専門的なお話をさせてください。
こちらのカウンセリングルームには
対人不安、対人恐怖、社交不安の傾向や
強迫性障害の傾向などで
悩んでおられる方も来られるので、
このブログを読んでおられる方にも
そのようなしんどさを抱えている方も
いらっしゃるかもしれません。
対人不安、対人恐怖、社交不安
強迫性障害の傾向の悩みを
抱えておられる方は、
少し注意をしておいてほしいことがあります。
上記のことで悩んでおられる方ご自身でも
知っておかれるといいだろうし
ご家族や周囲の人も知っておられると
より良いことでしょう。
それは、
対人不安、対人恐怖、社交不安
強迫性障害のような症状で悩んでいる
10代20代の若い世代の人は
「統合失調症」についても
一応知識として知っておかれると
いいかと思います。
なぜなら、上記の対人恐怖症等に
症状が似ている部分があるからです。
昔は「統合失調症」は
世間では怖い精神病のように
捉えられていたかもしれませんが
「統合失調症」は
脳の病気（脳内物質分泌の病気）です。
もともとその素因を持っていた場合
ストレスが重なった時に
発症する場合があると言われています。
そして一般的に
10代20代の若いときに
発症しやすいものと言われています。
ただ、統合失調症は
病院に行き、薬を飲むことで
症状や進行がかなり抑えられると言われています。
なので、
統合失調症の場合は、病院と薬が必須です。
↑ここはとても重要です。
統合失調症によるお困り事に対して
カウンセリングで補助できることももちろんありますが
カウンセリングは補助的な役割となります。
病院と薬がまず最優先です。
例えば、
以下のような症状が出てきたときは、
統合失調症の発症に向かっている可能性もあるので
まずは病院に行ってみられることを
おすすめします。
・被害妄想が強くなった。（例：何かうわさされている、批判されている、嫌われているなど）（＊対人恐怖等のレベルを超えている）
・事実・現実からかなり遠い発言、前後のつながりがない発言が見られるようになった
・幻聴のような症状
など
＊これらはあくまで代表的な一例です。
＊私は医師ではないため診断はできません。
詳しくは医師の診断を受けてください。
このような気になる症状を
病院でしっかり伝えましょう。
ご家族、周囲の人も気になることが
あったら病院受診を促しましょう。
統合失調症と診断された後
服薬しながら、
周囲からは気づかれないまま
普通に暮らせている人は沢山いると聞きます。
統合失調症の人は
”心や性格が”変な人でもないし
攻撃的な怖い人でもありません。
メンタルが弱いとかダメな人でもありません。
ただ”脳の”伝達物質の部分の異常（というか偏りというか…）です。
だから、その人そのものが（その人全体が）
ダメだとか欠けているとかでは、けしてありません。
ご本人さんも、周囲の人も
これを知っておくだけで
少し気をつけておくことができるので、
それがおおいに助けになる場合があります。
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