心理セラピスト 中田詩子(なかたうたこ)です。
人間関係が苦手、自信がない、トラウマ、
アダルトチルドレン~様々な悩み解消の
お手伝いをしています。
私は昔からよく「先生から怒られる」人でした。
それは、小学生の頃から。
いきなり理不尽に頭をたたかれたり。
いきなり大きい声で怒鳴られたり。
それが、高校生になってまでも、、一度いきなり辞書で頭をたたかれたこともあります。
その時は、「英語の辞書は机の右上に開いて置く」という規則があって、
私がそれを忘れていたからです。。
さらに、社会人になってからも、それに似たようなことは何度かありました。
つまり、私は集団の中で「ターゲット」になりやすい人でした。
しかも、だいたいは、会って最初の頃に、突然キツく言われたりするので、「なぜ、突然そんな言い方をされたのか、理由が不明」なのです。
自分が悪いことをして、自分でも理由が分かっていて怒られるなら、それはもちろん納得いくのですが、そうではなかったのです。
「なぜ、いきなり怒ったのか?理由が分からない・・・??」となっていたのです。
当初は、なんで私ばかりこういうことされるのか、よく分からなかったのですが、心の仕組みを知った今となっては、何が起きていたのか、分かります。
ここからは「一般的に」というお話も含めて話しますね。
*分かりやすいように、先生と生徒の関係でお話します。
ターゲットになりやすい人、というのは、
・先生の感情の吐け口にしても大丈夫そうな、一見、弱そうに見える人。
(これは、自信のない人から見ると、自信がない人に見える。などのカラクリがあります)
・イライラ、不安を感情的にぶつけても、反撃されなさそうな人。
である可能性があります。
さらに、
・先生から見て、よく分からない人で怖い。先生自身が不安。
・先生の思い通りにうまく指導できなくて、先生自身が不安に感じる相手。
というような先生側の不安、自身のなさなどが含まれている場合もありえます。
なので、理由もよく伝えられていないのに、話し合いもしていないのに、いきなり大きな声で怒ったりするのなら、それは「先生側の問題」である可能性が高いということです。
そもそも、ちゃんとデキた人物は大きい声は出しません。
私も沢山の先生に出会ってきましたが、「ずっと先に進んでいる方だな」と尊敬する先生たちは皆、「静かに伝える」んです。
注意するような状況の時も、静かに伝えておられます。
でも、その「空気のすごみ」で、皆シーンとなったりします。
大きい声で怖がらせて伝えても、大切な「内容」が伝わりませんから。
それに、ちゃんとできた人物は、相手のことを尊重しているので、一方的にどなったりはしません。
相手を尊重しているので、ちゃんと相手の話、理由を聞いてからです。
指導する時も、対等の立場に居て、「”今回指導する内容”に関しては先生」というスタンスです。
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なので、よくターゲットになるとか、よく分からない所で理不尽に怒られる、という人は、まずは「自分が悪いわけではない」ということを、心にしっかり入れておきましょう。
そして、対策としてできることというと、
そういう人たちから「ターゲットにされない」ような雰囲気を出せるようになっていくのは、一つの大切な方法です。
心理セラピーでは、ここを重点的にやっています。
「この人を軽く扱ってはいけない」と、相手が簡単に分かるぐらいの「オーラ」(バリア)を出せるようになっていくのです。
そして、もう少し分かりやすい話でいくと、
相手への「言い方」「態度の表現」などもあるので、そういった練習も少しやっていくと、さらにいいのです。
これらもセラピーの中で体験しつつ知っていただいています。
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ちなみに、私が昔よくターゲットになっていたのは、私は「分かりにくい人」だったからです。
内面が外に表現されていない人でした。だから、よっほど見抜く目がある人でない限り、出会って最初の頃は、本当に理解されませんでした。
最初は「全然、分からない人」と思われるようです。そのために、相手によっては、「なんか分からない人で怖い」と感じたり、「軽く扱っても大丈夫」な人に見えていたようです。
ただ、私は、内面は結構熱めでエネルギッシュで、でも抜けてたりするので^^;、
その内面がちゃんと相手に伝わったら、相手の態度は一変します。受け入れてくれます。
早く伝わるように表現しないと…ですね!
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