心理セラピスト・中田詩子(なかたうたこ)です。
人間関係が苦手・自信がない・トラウマ・アダルトチルドレンはじめ
様々な悩み解消のお手伝いをしています。
今日は
それは本当の本当にやりたいことですか?
というお話です。
まずは、
ポジティブな動機とネガティブな動機
というお話からです。
人の行動の動機この2つしかないのです。
・ポジティブな動機(快を得たい)
・ネガティブな動機(不快を避けたい)
もう少し詳しく言うと、
・「快を得る」
○○したいから・・、○○が欲しいから・・
・「不快を避ける」
△△にはなりたくない、△△は嫌だ避けたい・・
例えば
・「快を得る」・・・おやつ食べたい、あたたかくしたい、のんびりしたい・・などなど
・「不快を避ける」・・・面倒くさいことはしたくない、つまらない所には行きたくない、嫌いな人には会いたくない・・などなど
ちなみに、同じ行動だとしても、その動機がどちらなのか、一見分からないので要注意です。
例えば、「もっと自分に向いている仕事をしたい」と言っている人の動機も、2つあり得るのです。
・快を得る(ポジティブな動機)の場合
自分に向いた仕事をして楽しみたい。
など
・不快を避ける(ネガティブな動機)の場合
今の仕事が嫌だから。
など
このように、同じ行動でも、その動機は2つに分かれています。
通常、「快を得る」が動機の方が楽に簡単に動けます。
(*すべての場合ではありません)
人間の脳の働きとして、「快を得る」が動機の方が、自然にパワーが沸いて簡単に動けるのです。
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もしもあなたが、
楽しいこと・好きなことをやっているはずなのに
「なぜか辛い、なんかしんどい」のなら、
その本当の動機を
もう一度、自分の心に
聞いてみるといいかもしれません。
もしかしたら、本当の本当は
「よく見られたい」
「親や世間から評価されたい」
などのネガティブな動機の方で
やっているのかもしれませんよ。
本当は望んでいないことを
(ポジティブな動機でないことを)
無理矢理頑張っていると
結局、力尽きてしまうか
ある所までで止まってしまう、
となってしまう可能性は高いです。
早めに気づきたいものですね。