心理カウンセラー【大阪】・中田詩子（なかたうたこ）です。
京都・神戸・大阪など関西拠点に東京・全国で
心理カウンセリング/セラピー(心理療法）や心理学講座をしています。
アダルトチルドレン、うつ、トラウマをはじめ、
自信がない、不安、生きづらいなど
人間関係の悩み克服・ストレス解消のお手伝いをしています。
どうせ分かってもらえないだろう。この人に言っても無駄だろうな。
と思うことって、ありませんか？
「どうせ分かってもらえないだろう。
この人に言っても無駄だろうな。」
と思って、そして、
言いたいことを抑えて黙ったまま
でいる、最初からあきらめる、
自分がゆずる、身を引く、我慢するとか。。
つまり、最初から何もしないで
あきらめてしまってる、
身を引いてしまってる状態
とも言えるでしょうか。
これでは、とてももったいないです。。
損してしまってることもあるかもしれません。。
人間関係もどんどん狭まってしまうかも。。
こんな時、何もしないまま
あきらめてしまっているあなたは、
実は・・。
現実の目の前の相手を見ていない
ということがよくあります。
あなたの中にある、
「過去の亡霊」を見ているかもしれません。
↑この表現で伝わりますか？（汗っ）
もう少し詳しく説明すると、
あなたが過去の出来事の中で
「どうせ分かってもらえない」
「きっと言っても無駄だ」
と思うような辛い経験をしていて、
その時の相手（亡霊）と、
今目の前にいる現実の相手が
かぶってしまっている。（無意識にも）
という状態です。
本当の目の前の相手に実際コンタクトする
（質問する、要望を伝えるなど）ことなく、
「こういうタイプの人は、だいたい
どうせ、こんな感じなんだろう。」
「今までも、この人って、
いつも〇〇な感じだったし、
今回もきっとそうなんだろう」
のような 想像で判断してしまう。
事実確認せずに、想像で。。
おそらくあなたが思っている以上に、
事実確認しないと、真意は分からない
ことって沢山あります。
カウンセリングをしていると、
”想像”が多い方、いらっしゃいます。
実際は行動したわけではなく、
実際に何か言われたとかではなく、
事前に「きっとこうなるだろう」
「きっとこう言われるだろう」
と事前に沢山沢山想像されます。
心配されます。
で、想像や心配で、
動けない状態になってしまってる。。
けれど、そのことを頭では分かっていても、
想像の方を信じてしまうという方も多いものです。
けれど、そうやって
想像や心配を沢山するようになったのには
それはそうなる事情があったわけですから。
どうせ分かってもらえないだろう
言うと嫌われるかもしれないから黙っておこう
などと
沢山の想像を事前にすることで、
自分を守るようにしているのかもしれませんよね。
（無意識に）
もう二度とあんな目に合わないように。
もう二度と傷つかないように。。と。
そんなふうに
あなたに強く思わせるような出来事が
過去の体験の中であったわけです。
そこを大切に見てあげると良いのです。
（ここは心理セラピーでできます）
ただ、日常のちょっとしたヒントとしては
「私は想像で動いていることが多いんだなあ～」と
知っておくのは、結構意味あることだと思います。
知れば、そして、時々思いだせれば、
自分で少し気を付けることもできるから！
「私って、想像が多いみたいだから、
もしかして、今この人にも、
想像で判断しちゃってないかな？」とか。
心当たりのある方は、
ちょっと振り返ってみてください☆
