今日は、アダルトチルドレンに関するお話です。
小さな子どもの頃は無力で弱く
自分一人の力では生きていけません。
親がお世話してくれなくては、
親が守ってくれなければ、
生きていけません。
子どもはある時期までは、
親からの無条件の愛で
守られる存在なのです。
その時期に、何らかの事情で
親(養育者)から守ってもらえない子は
生きるためには
自分で自分を守るしかないという
状況に置かれてしまいます。
自分の心を守らなければならなくなります。
これ以上傷つかないように
これ以上苦しくならないように。
そうやって
幼少期の早い段階で
他人に守ってもらうということをあきらめて、
他人に期待しなくなります。
そして無意識に
自分の身は自分で守る
というスタンスに変わります。
思考も発達していない小さな子供は、
そうでもしないと苦しくて生きていけないからです。
もう人にお願いしない
もう人に期待しない・・・
外側に働きかけることを辞めてしまう。
そして、
自分で自分を守らなきゃ
弱い自分を守らなきゃ
自分一人で頑張らなきゃ…と
必死になって自分の身を守るように
なっていくかもしれません。
これ以上傷つかないように
自分を守る手段として
感情を感じないようにする
外の世界をなるべく見ないようにする
他人を警戒する
他人を疑う
他人を信じない、信用しない
他人に近づかない、
他人と関わらない
・・・
という方法を身に付けていくこともあります。
そして、幼少期にそのような
強い気持ちでやってきたことは
(なにしろ、生死をかけてやってきたことですから)
心に深く深く刻み込まれます。
潜在意識の奥深くに。
だから
大人になっても、
その時の影響はそう簡単には消えず、
人間関係などに大きな影響を与えてしまうのです。
大人になった今でも
「自分の身を守る」ことを無意識に
必死でやってるかもしれません。
安全を求めすぎていたり
いろんなことが怖かったり
なかなか挑戦・冒険できないでいるかもしれません。
それでは、生きづらい人生になりますね。。
・・・人にはそんな心の仕組みがあります。
もし、アダルトチルドレンで
困っている方がいたとしたら
このお話を読むだけでも、
知識が入って、腑に落ちることで
安心できるといいなと思います。
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