福岡国際マラソン2015詳細~その4~ | わたしの「らんにんぐ★ふぃろそふぃー」

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走ることでいろんなことを学ばせてもらいました。それはある意味自分の人生哲学になりうるかなという思いで、日々思ったことをランニングネタで書いたり書かなかったり、ゆるく、ほそく、ながく続けていけたらなと思います。どうぞ、末永く見守ってやってください。

フルマラソンには魔物が棲む・・・

めっちゃくちゃ経験済みです(笑)僕の初マラソンは雨の中の東京マラソンで、いきなり洗礼をうけましたが、その後はあんまり苦労せず?タイムが上がってました。荒川マラソン(現板橋cityマラソン)、かすみがうらマラソンと初マラソンから三ヶ月のあいだにフルマラソンを三本も続けて走り、棚ぼた優勝。よく分からないうちに北京マラソンに招待され、海外初レース。マラソンランナーというにはあまりにも浅くてひよっこてしたが、トントン拍子に進んでしまい、なんとなくマラソンが分かった気になってました。ワカゾー過ぎますねf^_^;

陸上競技歴の長さと大学で体育を専攻してたので、もちろん無知だったわけでもないのですが、マラソンはそれ以上に奥深く、辛酸わ舐めたこと数知れず。成功したことよりも失敗したことのほうが多いかもしれませんね。キツイフルマラソは何度も味わっているけど、なぜかまたは知ってします不思議(笑)きっとこの先も辞められないと思います。


さてさて~今回もハーフ以降はちょっと想定外の展開になってしまいました。体調も悪くないし、気持ちも負けてない。このままいけるという自信もあったので、後半のハーフはペースアップを試みました。福岡国際マラソンで唯一の折り返しとなる31km地点に向かう道すがら。今年は元気に折り返したいなと思っていたのですが、だんだんとペースがキツくなってきました。

動かないからだ、抜かれる自分。そんあはずじゃないのにな~という苦笑いしか出てきませんでしたが、まだ苦笑い出来ている時点ではいいですよね。次第に苦笑いどころか目を開けているのも辛くなり、フラフラヨロヨロという感じになってしまいました。何が起きたか分からないけど、ただただ辛い。。マラソンでこうなってしまうと万事休すなわけで、おかけさまで最後の1.95kmは11分以上かかりました。かっこわるいなぁ。でもそれが自分なんです。ただただ、前に進むのみ。それしかないけど、それが大事なんです。
(ゴール後、レース前日の様子など心当たりを探れば完全にガス欠でした)


「何が起きても諦めない」



今回走る前に決めた自分ルールです。足が痛くなっても、キツくなってもどんな状況でもレースを諦めちゃダメ。マラソンの原点だと思います。自分に向き合い、自分と戦い、そういった中で見つかる自分が素の自分なんだと思います。よわっちくてかっこわるいし、結果を見れば情けなくなります。今年は色々出来た年だったし、「大丈夫!いける!!」と踏んで望んだレースだったのですが、まだまだ未熟でした。

最近みた安田美沙子さんの記事。
~人間の限界まで丸裸にしてくれる42.195キロ~


ミーハーではないと思っているのですが、マラソンは走る人の数だけドラマがあり、感動があり、最近はこういう記事にすごく心を打たれるようになりました。記事の題名がドンピシャなんですよね。マラソンをやっているからこそ分かる想い、繋がった仲間。今年は繋がりが多かった年と書きましたが、本当にその通りです。

ゴール後に高校のセンパイが来てくれました。途中で何度声をかけてくれた分からないくらいよく声が聞こえました。来年は出たいな~と言っていましたが、時を経てまたこういう場で再開出来るのが本当に嬉しいです。レースはダメダメだったけど最後は笑って終わろう!気持ちのいいマラソンをしたいです。いつまで走れるか分からない福岡の舞台。出来るだけ長くこの場には立ちたいなと思いますが、それは自分の努力次第です。そして、もちろん出るだけじゃなくてしっかり結果も残したい!まだまだ欲求は尽きないですよ。

また来ます。待ってろ福岡!!