昨日の福岡国際マラソン。
結果は31kmで途中棄権でした。こんな風に報告するとは全く予想してなかったです。
レース展開は理想的と言っていくらいのハイペースで進みました。2時間20分切りの集団ががっちりと固まって安定し、その中で走っていると、本当に心地よかったです。レースであることを忘れるくらい、その時の自分の体に合っていました。3分15秒/km~20秒/km。5kmの通過は16分20秒前後でしたが、全然きつくもないし、苦しくもない。このままどこまでも走っていけるんじゃないかというような感覚でした。
中間地点を超えたときも、25kmを通過した時でさえもそういった感覚があったのに、いつの間にか27kmで集団から遅れていて、気がつけば明らかな差に・・・折り返し地点を通過した直後の給水地点で一時的にリズムが崩れた瞬間に膝から地面に落ちて立ち上がれなくなりました。しっかりと覚えているのはそこまでで、それから先はよろよろと歩くような感じで走っていたような這っていたような。気がつくと審判に抱え込まれて路肩に座っていました。
途中棄権・・・・・
だったんですね。医務車に乗せられ、点滴を打たれ、ベッドに横たわっている自分がそこにいるのに、レースは何も変わらず行われている。その(自分にとっての)矛盾が納得できなかったです。レースの途中棄権なんて記憶にはないです。這ってでも走りきれる自信があったし、今回のレースはむしろ体調がよく、ベストが出るだろうという自信があっただけに、突きつけられた事実はだいぶ受け入れがたいものでした。
結局原因は脱水。まぁよくあると言えばそれまでですが、ある意味非常に初歩的なミス。緊張してたんでしょうね。水分は十分にとっていた「つもり」だったんですが、足りなかったみたいです。あとはアップ中もやたらトイレに行ってましたからね。
今回の結果はとにかく消化不良。なんか終わってもすっきりしない感じです。いつまでたっても気持ちがゴールにたどり着けないんですね。マラソンの途中棄権ってこんな感じなのかな。
プロでも実業団でもない自分にとってはしょせんマラソンなんて道楽にすぎないかもしれません。お金のかかる道楽ですねぇ。ただ、そういわれてもリベンジしたい。子の気持ちの煮え切らなさはマラソンで借りを返さない限り
いつまでも残り続ける気がします。今回の結果は受け止めなくちゃいけない。ただ、受け止めるにあたって、途中棄権が意味するもの、自分に足りなかったものをししっかり埋めて次のレースに臨みたいです。
高校生大学生の時のような練習はまず無理。時間が許してくれないし市民ランナーはそういたものも含めてマラソン何だと思います。でも、自分なりの工夫と情熱でリベンジします。
次の目標レースは来年4月の長野マラソン。体を作りなおさなきゃ!!