■憧れる理由 | 【脱・いい人BLOG】at WILLでいこう

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京都の心理セラピスト長井啓悟が、セラピストの活動の中での気づき、学び、出逢いを綴っています。
at WILLとは「意のままに」「心のままに」「 思うままに」などの意味で、少しでもあなたにあなたの思うがままに人生を送っていただけたらという思いを込めました。

みなさんこんにちは。

京都の心理セラピスト 長井啓悟です。



前回の来日からわずか半年で再び日本にやって来られたポール・マッカートニーさんですが、なにやらウィルス性炎症とかで17日と18日の国立競技場でのコンサートを中止されるなど、えらいことになってますね。。。

なんて言ってたらなんと全日程が中止となってしまい、24日に大阪長居スタジアムでの公演を観に行く予定だった私は朝から超絶ショックで完全に打ちひしがれております…

ご病気では仕方ありませんし、今は元気に回復されることを願うしかありません。

15日にロボットと一緒に来日されたときはとてもお元気そうにみえたのですが、実は体調を崩されていたのでしょうか。



僕は去年11月に来日された際の京セラドーム大阪でのライヴを観に行ったのですが、これがまあ本当に凄かった!素晴らしかった!

時間にして3時間以上、一度も休むどころか水の一口も飲まない、ステージを駆け回って、花火?は上がる爆発!?はある、取っ替え引っ替えベースをはじめいろんな楽器を奏で、低音から高音、ファルセットにシャウト、彼独特のいくつもの声を自在に操りながらぶっ通しで歌い続ける姿には71歳という年齢をまったく感じさせないパワフルさとエネルギーにあふれた見事なものでした。
一流じゃなく超一流ってのは、たとえばこういうのをいうんだよって教えられたように思いました。

実は12年前に来日した時も僕は彼のステージを観たのですが、そのときもすでに60歳、もう次はないんじゃないかなんて云われていただけに去年の来日は本当に奇跡のようでした。

にもかかわらず、それからわずか半年、まさかまたあの感動を共有できる日本のファンは本当にラッキーで、こんなうれしいことってないと思っていたのに。。。

しっかりと回復していただいて、またあの超一流にしかできないパフォーマンスを見せていただけたらと願うばかりです。




さて、なぜ彼のお話をしたかというと、僕にとってこの人は子どもの頃からずっと憧れの人でした。


”あんなふうに悪いことをしても怒られなかったり、怒られても平気でいられるのってなんかうらやましいな、僕も親父やお袋や先生に怒られてもあんなふうにしてやれたらいいな”


誰かに憧れる理由って人それぞれだと思うのですが、僕が最初に彼をみたときの感想はこうでした。

歪んでますよね?(笑)

しかも怒られるようなことをしないという選択ではなく、怒られても平気でいられる自分をイメージしてたんですね。。。


ではなぜそんなふうに思ったのか?

たしか小学校の5年生か6年生くらいの頃だったと思います。

ポール・マッカートニーがビートルズ解散後、ポール・マッカートニー&ウィングスとして初めて単独で日本に来日した時のことですが、彼は大麻を隠し持っていたのが空港で発覚し、そのまま逮捕され、日本公演も行えないまま強制出国という形で送還されてしまい、その後は特赦で再来日を果たすまで10数年間日本への入国が禁止されることになります。

で、当時小学生だった僕は、大勢のファンが押しかける中、手錠をかけられ警察官に連行される彼の姿をテレビのニュースでみていたのですが、パトカーに乗り込むまでの間、ずっとファンに向かっておどけたりウィンクしたり、投げキッスのようなそぶりをしながら悠然と歩く彼に「ビートルズって名前は聞いたことあるけどこんなやつなのか」「悪いことをして捕まったのになんてふてぶてしいやつだ」「本当は恐いにちがいない、けどそんなダサい姿をみせたくないから強がってるんじゃないのか(実際僕も子どもの頃怒られても平気なふりをよくしていたから)」「ロックってこういうことなのか?これくらい有名になれば警察に捕まるような悪いことをしても、怒られたってへっちゃらになれるのかな!?」とかいろんなことを自分と照らし合わせたり想像したりしたのを覚えています。

そして今思えば動機も不純だし不謹慎な話かもしれませんが、そんなポール・マッカートニーという人が”それにしてもなんだかカッコいいじゃないか!”と思えてしかたなかったのです。

以来ロックスターといって真っ先に思い浮かぶのはずっと彼でしたし、中学生にもなると彼のアルバムを古いのから新しいのまでよく聴いたものでしたが、子どもの頃はキャンディーズやジュリーのような歌謡曲しか聴いたことのない僕にはとても斬新で新鮮で強烈で、同じような世代の方はご存知でしょうが、ちょうど80年代の彼はスティービー・ワンダーやマイケル・ジャクソンといったアーティストと共演したりしてヒット曲をたくさん出していましたから…そのころからかな、ほとんど洋楽しか聴かなくなったのは。

僕はビートルズ世代じゃないし、正直ビートルズはキライじゃないけどそんなに好きでもないし詳しくもない、そしてジョン・レノンよりポール・マッカートニーが好きです。

捕まったときのエピソードもそうですが、若い頃の彼はベビーフェイスの見た目とは裏腹にどこか反抗的で、ビートルズという圧倒的な存在をあっさりと手放し、自らが築いてきた絶対にこえられないビートルズという存在を否定し続けた姿勢、なにより今も”昔の人”になっていないこと、71歳になってなお現在進行形で今も真ん中にいる…なんだろう、たとえばそんな媚びない、何かにとらわれてない感というか、自分とはちがう自由な感じにスゴく憧れたりします。

上がるステージはちがっても、オレだって、今からだって、と思わせてくれる存在。

一流は実はたくさんいるけど超一流はなかなかいない。

彼に限ったことではないですが、そういう人からはとてもクリエイティブかつポジティブなエネルギーをいただけるものですね。





それにしても僕は子どものころ、怒られるのが本当にいやだったんだなあ…とつくづく思いました。

まあイヤじゃない子どもなんていませんけどね。

だけど僕は子どものころ本当に親にも先生にもよく怒られていました。

親父やお袋にもよく殴られてました。

それが本当にいやだった、恐かったし、つらかったし、恥ずかしかったし、悲しかったし、悔しかった。

だからドヤされてもたたかれても、わざと平気なふりをしていることも多かった。

今もそういうところあるかもな…

誰かが怒ってるのみるのもかなり嫌だし。
(自分が怒られてるような気分になるんだよ…)


だから悪いことしてるのに、おまわりさんに連れて行かれてるのに怒られない、むしろ押しかけたファンの人たちにたかが葉っぱでひどいじゃないか、それくらいなんだ、ポールを離せ、かわいそうと擁護されている彼がなんだかとてもうらやましかったのを今も鮮明に覚えています。


ああ、なんなんだろうな…
いろんなこと思い出していくうちになんだか心がザワザワしはじめたが……



日本では初の野外ライヴということでとても楽しみにしていたのですが。。。
これとかやってくれないかなあ~って期待してたのに(泣)



ありがとうございますクローバー

“脱・いい人”で心とからだの鎧を解くカウンセラー・心理セラピスト
長井啓悟(ながいけいご)




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