物が捨てられない人と断捨離依存
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ありがとうございます
エビデンスのある
問題解決型の心理療法を行っている
福岡の心理カウンセラー尾畑心湖です🐬
物が捨てられない人にとって、
その「モノ」は愛情そのものです。
もっと言うなら
「お母さんの愛情」を意味しています。
幼い頃のあなたが求めた母の愛情
欲しく欲しく仕方ないモノ(愛情)
やっと手に入れたモノ(愛着)
決して手放したくないモノ(愛情)
大人のあなたは
ピンとこないかもしれませんが、、、
例えば
ゴミ屋敷…なんて時々テレビで観ます。
そのゴミ屋敷の住人は
「これはゴミなんかじゃない。財産だ。必要なモノばかりだ。」と、インタビューで答えているあのシーンが思い浮かびますが、
側から見たらどう見てもゴミなのに
それも危険だったり不衛生だったりします。
でも、住人は決してそれを認めない。
それどころか、逆ギレして
処分するよう説得に来た行政の方達を
追い返したりします。
そのゴミをそんなに必死に守ろうとする
そんな姿勢から、、、
母親の愛情…
なんとなく分かるような気がしませんか?
モノに対して
異常な執着心があるのです。
イコール
母親への執着心ということを意味します。
(表面的にはひどく嫌ってたりして憎しみをあらわにする人もいますが、母親の愛情を求めていることには変わりはないようです)
モノを捨てられないクライアントさんも
やがて自身のこととして
そのことに気づかれます。
そして、そこから
カウンセリングは進み始めます。
クライアントさんは
いろんな想い(感情)を抑えながら
頑張って生きてきたのです。
ゴミ屋敷の住人や
そこまでなくても
なかなか物を捨てられない人は
その人にとってモノは
お母さんの愛情だから
だから、捨てられなく
必死で守ろうとする。。。
そのことを心理学で学んだとき
私は、その人たちの気持ちが
分かるような気がしました。
納得というか
腑に落ちた感覚でした。
そして、何だか
悲しい感情が湧いてきたのを覚えています。
でも、そんなクライアントさんも
カウンセリングを受けたら
要らないモノが分かり
整理して不必要な物は処分し
その後はスッキリしたと
ご報告を頂きます。
カウンセリングを受け
心を癒やし
心が整理され
そして自ら捨てられるようになるという
プロセスを経て。。。
だから、無理して捨てるわけではないので
捨てた後はスッキリするのでしょう。
捨てられたことで
自信も湧いてくるようです。
実際、カウンセリング後
整理収納アドバイザーの資格を取り
そのお仕事をしている方も
いらっしゃいますよ
また、逆に…
物をどんどん捨ててしまう人。
自称ミニマリストって方も
多くいらっしゃるようです。
(本当のミニマリストではなく)
家族にとっては
本当に必要な物だったりするし
実際、家族はかなり困っています。
極端なのです。
本物のミニマリストと
偽ミニマリストには
根本的な違いがあります。
心の中、あり方が違います。
だけど本人はミニマリストを気取り
そう信じています。
そして疑いもなく自己満状態です。
不必要な物がなく
部屋が整理されスッキリするのは
気持ち良いものです。
が、極端だと
断捨離依存の可能性もありますよ。
そして
物が捨てられない人
断捨離依存の人
極端ですが
どちらも依存ですし
愛着の問題とは
切り離せないかもです。
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