ベッドが届いて、やっと気になっていたことが終わった。

やはり、ずっと気になることがあると、何かしていても落ち着かない。

これで一応、寝室は整ったなと、ホッとしたら、次に気になることは何かと、探してる自分がいた。

それはそうだ。これで、家のなかすべてが整ったわけではなく、いくつかの場所が雑然となっていて、気になっていながら目をつぶって、見ないふりをしていた。見て見ないふりをしたところで、片付けなくてはいけない場所は、そのままだ。


意を決して、洗面所を片付けることに。

ここは、母がいたときのまま、手付かずになっていた。

元々狭い上に、父が亡くなる前、自宅でシャワーを浴びる時、椅子が必要とヘルパーさんに言われ、折りたたみの介護用椅子を購入し置いてあるので、なお狭くなっている。

本人が欲しいと言うものは、極力希望を叶えていたけれど、この椅子を父が使ったのは、たったの一回だった。

一般家庭の狭い浴室に父とヘルパーさん二人で、シャワーを浴びさせてもらっだけれど、足腰が弱くなって思うように、テキパキと動かせない。体重は40kgそこそことは言え、そこは男性骨格はそれなり。ずいぶん難儀をしてシャワーを終えたときは、父もヘルパーさんもぐったり。


この一件で、父は一切、自宅では浴槽の入浴は勿論、シャワーを使うことは諦めてくださいと言われ、デイケアの時に施設で入浴させてもらうことになった。


たった一度しか使わなかった、介護用椅子だが、中古品として引き取りはできないかと尋ねたら、肌がつくものは基本買い取りて、引き取らないと決まってると言われ、無料でも引き取りは難しいと、言われてしまった。


そんなこんなで、とりあえず洗面所に置いたままになっていた椅子。洗面所にある据付の棚の下段に入ることに気づいて、片付けついでに仕舞ってしまうことにした。

棚が片付き、椅子も片付くなら一石二鳥だ。


いざ片付け始めてみると、大したものは入ってない。大きなパイプ用の泡洗剤の入れ物が3個に、冷凍庫に入れて、熱が出たら頭を冷やす、大きな枕が7個、10年は経った汚いダンボールが6つほど。すべて出して、掃いて拭いて綺麗にしてから、ます介護用椅子を入れて、洗剤の入れ物、冷やし枕を、椅子の下に置いたら、他にも置けるくらいのスペースができて終了。所要時間1時間半。


こういう仕事をしたときは、テンションが上がっている。また動ける気になって、何をしようかな、になってしまった。


で、思いついたのが、気になっていた、フローリングのワックスがけ。

リビングと廊下をすることに。

ワックスを噴霧してすぐ布で床を拭いてを繰り返すこと、30分。

一昨年から気になりながら、出来なかったワックスかけを、やっと終わって、とりあえずは終了した。


あとは…もう少ししたら考えよう。