4月になり、鍼灸マッサージの専門学校に入学された方々も、本格的に授業がスタートしているのではないでしょうか?
勉強するなら解剖学から手をつけると、他の教科にもつながりやすいですので、時間を割いていただければと思います。
解剖学は暗記の科目と思われがちですが、コツやストーリーのようなものがあります。
骨の突起や凹み溝などは、なぜそんな形状なのかを考えると、筋肉が付着したり、神経や血管が通ったり、関節として可動域を拡げたり、負荷を分散したりといった役割があったりします。
ひとまず骨を覚えて、筋肉の起始停止を覚えることになりますが、もう一つ支配神経というものを覚える必要があります。
支配神経は『上腕の屈筋群』や『上腕の伸筋群』というような、筋肉の分類をしておくと『上腕の屈筋群は筋皮神経支配』や『上腕の伸筋群は橈骨神経支配』という感じで整理でき、覚えやすくなります。
もちろんそう簡単ではありませんが、メチャクチャうまくできていて感動することもありますので、ぜひ興味を持って勉強してみてください