骨を触る【高岡】 | 訪問医療鍼灸マッサージ こころ枚方鍼灸治療院のブログ

訪問医療鍼灸マッサージ こころ枚方鍼灸治療院のブログ

こころ枚方治療院スタッフの日々の情報を発信します。
必要な地域に、必要なサービスを☆
【お問合せはこちら】0120-948-731
【ホームページ】https://cocoro-group.com/

患者様とお話していると、「ここは何ていう筋肉?」と聞かれることがあります。

 

「ここは〇〇っていう筋肉です。」と答えると「何でわかるの?」とさらに掘り下げられることがあります。

 

大まかに位置を覚えていることもありますが、骨にある突起や溝など特徴のある部分を触れることで、位置関係の詳細や筋肉の走行をイメージします。

 

例えば上腕骨の大結節と小結節の間を結節間溝と言いますが、この結節間溝には上腕二頭筋の長頭腱が走行します。

 

結節間溝を探すときには、上腕二頭筋長頭腱を触知して探すこともありますし、逆に結節間溝を見つけると、上腕二頭筋長頭腱を見つけることができます。

 

上腕二頭筋の短頭は肩甲骨の烏口突起に付着していますので、烏口突起を触れるようになっておくと、上腕二頭筋短頭を探しやすくなります。

 

また左右の肩甲骨の上角を結ぶと第2胸椎棘突起くらいの高さになりますし、下角を結ぶと第7~8胸椎棘突起くらいの高さになります。

 

こういった骨の突起や溝など指標になる部分を【骨指標】と言います。

 

骨指標を覚えておくと、一気に筋肉や内臓の位置関係をイメージしやすくなりますよウインク