成人式。

5年ぶりに会う君は

もうあたしと同じ目線ではなくて

隣で話をすれば

もう顔を見上げなければならなかった。

少なかった口数も

増えた年の数に比例したのか 多くなっていた気がするよ。


「ね、手、キレイだよね」


君の手を指差し、あたしは言った。

すらりと伸びた指 整った爪 すべすべの白い肌には荒れてるところなんてなくて

5年ぶりのあたしも、5年前と同じように

ふと気がつくと、君の手を見つめてた。


「あたし、あんたの手好きだったもん」


好きだったのは、手だけじゃなかったんだけどね。

恥ずかしいから、言えなかったよ。


―――本当は君の全てが好きだったんだ。


…なんてね。


---


昨日は成人式でした。着物着ました、苦しかった;

なかなか友人等と会うことが出来なかったので、みんなに忘れられていたらどうしよう、というのは杞憂で終わりました…抱き合うへし合う(?)の感動の再会でした。何名か変わりすぎてて人違いしてしまいましたが(苦笑)

式中喧しい奴等はおりましたが、ニュースで見るような激しい暴動は起こらず、無事終了。

二次会では最後の最後に中学から仲の悪かったらしい男子2名ほどが殴りあいの喧嘩にて二次会場のガラスを割り、周辺民家の壁を凹ませ親が呼ばれたり、と…やっぱり無事には終われない成人式だったのでした;

三次会は「どうしてこの面子???」というようなメンバーで焼肉を食べに参りました。三次会は4箇所に分離したのですが、本日東京に戻らねばならなかったため、一日で家に帰れるような三次会を選んだところ、女子わたしを含め2名、男子8名、そのうち3名は部活が一緒でした…でもこの女子の少なさ故に食事代など奢ってもらったのでラッキーでした。セクハラはまぁご愛嬌ってことで許しましたとも(死)

その三次会に中学3年の時好きだった子がいたのです。昔は話しかけても「リアクション薄ッ」という感じでしたが、昨日は酒の効果…はあまりなかったと思いますが凄く喋ってくれました。というか薄々…中学の時のわたしも薄々気付いてはいたのですがS…彼はSでした(何)cocoroがSな人に惹かれる傾向は中学の頃からあったみたいですorz

三次会の最中は別の男子に絡まれてて…というかその好きだった子にも冷やかされてて↓↓↓でしたが、中学の時よりも話せたので嬉しかったです。中学卒業してから好きな人がいなかったので、彼が最後の好きな人だったのです。まぁとりあえずアドレスもゲットしたし…いや、どうするわけでもないんだけど;ツーショット写真もいつの間にか撮っていたようで(汗)、いい想い出が出来ました。

というか彼に会ってcocoroは思い出したのです。ふと気がつくと、彼の手を見てしまう…酔っていようといまいと見とれてしまう…

「自分、指フェチだったんだ…」

というか手フェチ…そう、男性のそこが好きだったみたいです(ドーデモヨシ)

4次会は遊びに行ったのですが、カラオケを待つ間ビリヤードしてました。cocoroは初挑戦だったのでビリヤードの台をもちろん削り(汗)ボールには1/10の確率で当たればよい方でしたorz好きだった子がビリヤード上手かったので教えてくれました。もちろんここでも彼の指に注目、そのせいあってか数分でまともにゲームができるようになりました…ありがたいありがたい。

彼は現在フリーだそうで(情報収集済み/汗)、実家生だったら狙ったんですが(笑)…新幹線で2時間の遠距離は、流石に自分も無理だろうな、と告白は断念しました。というか恥ずかしくて無理でしたので彼の手が好きだったことだけ頑張って伝えました。成人式告白(未完全)でした。

そして結局その日のうちに帰宅したいという願いが叶うはずもなく、朝4時にようやく実家に帰ることができました。車は3台あったのですが、わたしが乗せてもらっていた車は路面凍結で飲酒運転スリップ…裏道じゃなかったら死んでたと思います。だから素面の人が運転する方の車に乗りたかったのですが、みんな酔ってても考えは同じだった見たいで、その素面の人が運転する車は定員オーバーでしたorz


とりあえず昼の新幹線だったので通常の睡眠を取り、急ぎ荷造りをしました。


そんなこんなで成人式も無事に終わり、みんなとも別れて本日東京に戻ってきました。

久しぶりに東京に戻るのが名残惜しかったです。

先日テレビを見ていて思いました。


タッキーこと滝沢氏が主役犬塚信乃戌孝、伏姫が仲間由紀恵さん玉梓が菅野美穂さんで其の他豪華メンバーが演じたTBS50周年企画のあのテレビです。ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

滝沢馬琴が原作者であるこの作品。名前は知っておりましたが、話の内容は知りませんでした。

しかし先日テレビを見て、何故か部屋にあった里見八犬伝の本を手に取り、1日で読破(簡略された本だったのでできたのですが…)、


「自分なりのこの話が書きたい!」


と思ってしまったのです。


さてはて、打って変わってcocoroの作風ですが。

ファンタジーでキャラの名前は常にカタカナでやってまいりました。

この八犬伝の世界観を写し取って西洋チックにしようかな、等と考えたりもしておりますが、もうしばらく考えてみようと思います。流れは原作通りでいこうと思っておりますので、直ぐに執筆していけると思います。

きっと管理人について皆様が疑問に思われているであろうことをピックアップしてみました。

どんどん付け足しで増えていく予定です。

他に管理人について、またブログ内で出てくる意味不明の言葉がありましたらコメントなどで訊いてください。答えられる限りで答えます。


1.管理人は社交ダンスをしておりまして…組んでいるのが『相棒』なのです。

2.『相棒』とは恋愛関係ではありません。今後どうなるかは解りませんが…

3.恋人は現在おりません。独身貴族です。(06/1/10…理江さんからの質問)

4.---

ご挨拶が遅れました。ココロ避難所管理人のcocoroと申します。

本来一番最初に記載しておくことでしたが、精神状態的にただ綴りたかったので…。


ココは管理人cocoroの、文字通り心の避難所です。

何か嫌になったとき、ふと何かを感じたとき考えたときなど、忘れない・また失敗を繰り返さないために書き留めておくための場所でもあります。

管理人の本音の掃き溜めでもありますので、もちろんオフの知り合いは完全にシャットアウトです。もし見つけても知らん顔してください。っていうか見ないでください。言っても無駄か…orz


また、自分のイラスト&テキスト系のサイトも持ってはいるのですが、サイトを更新するのに手間がかかり、なかなか文章をネット上にアップできないでおります。

なのでこっちで新しいお話を掲載していけたらいいなぁと思います。

自サイトで連載している小説のタイトルやキャラの名前などで簡単にサイトを簡単に特定できてしまうので、こちらでそれを紹介するつもりも、完全にこちらに移転・合体するつもりもありません。ここは裏のサイトということで進めていきたいと思います。


以上が当ブログの簡単な紹介でした。

この他にもAbout This Blogでは管理人の生態などについても後日語っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

電話の向こうで泣いています。

わたしの涙が 沈黙をつれてきた。

あなたは電話の向こうで どんな顔してるの?

解らないけれど もう 最初の怒声ではないね。

一言言っては あなたの相槌と その後は長い長い沈黙。


その繰り返し。


解ってくれたのでしょうか?わたしは解ろうとしてはいます。

散々泣いた跡に、あなたの言葉が続いてく。

解っているよ そんなことは。

わたしが駄目な人間だってことは とっくに解ってる。

そんな風に怒りが込み上げる前に


あなたの声が泣きそうになってた。

いつの間にか『俺がこんな性格になったのは』

って話になっていた。

泣きそうじゃなくて 泣いてたんでしょ?

解るよ。

いつもの自信満々な 声じゃないんだもの。


「昔、俺の分身みたいな友達がいてさ…」


―――『俺は男だから泣かない』って

言ってたくせにね。

前にもちょっと話してくれそうになったけど

そこから先は まだ言えないんだね。


「いいよ、無理しないで」

呼吸を整える音。

長い長い沈黙。

「話せるようになったら話してくれたらいいから」

わたしにしては 頑張った促し。

「あのね、ちゃんと知っておきたいんだ」





「あのね」



「昔わたしには、悩みを聞いてくれる子がいたの。人間じゃなかったけど」

その子は犬だった。

けれど 楽しい時 辛い時 頑張りたい時 頑張った時

いつも話を聴いてくれた。

「今はね、もういないんだ。だから誰にも悩みとかね、言えなかったの」

もう 1年前 その子は逝ってしまったから。

同期の子にだって言えないことがある。

全部を言えたら きっと 苦しくなんてないんだろうな。


「だからね」





「苦しくなる前に 悩む前に 相談しても いい?」





「いいよ」



―――だって俺、部の男子の悩み、いつも聞かされてるんだぜ?



なんだ。

最初から そうしてれば良かったのか。

そうしてれば こんなに苦しむことはなかったのか。

でも。

死んでしまったあの子の話 したの初めてだったんだ。

ずっとずっと支えてくれた 大切な存在。

あなたが代わりに なってくれるの?


でも。


あなたのことで悩む時。

全部を言えるほど わたしはきれいな人間じゃ ない。

きっとこれからも悩むし 苦しむと思う。

だって凸凹なのが人間だから

鍵と鍵穴みたいには きれいにはまらないと思うの。


でも。


あなたに言えるうちは 大丈夫。

…だと思う。





「ねぇ」


「わたしのこと 嫌いですか?」

凄く凄く頑張って 凄く凄く自然に言ったつもりだけれど。

電話の向こうから聞こえてきたのは 一瞬の含み笑いといつもの自信満々な言葉だった。

「全ッ然」


ありがとう。

この言葉でまた

わたしにも自信が宿るから

ちょっとずつだけど頑張っていけるよ。

だからわたしを

馬鹿なわたしを

見捨てないでね。



---


実は先月末(12月20日付近)相棒と仲直りしてました。

電話所要時間2時間…(汗)

最初かけたのはこっちからでしたが、どうやら電車のせいで電波が悪かったらしく、2時間相棒持ちに…ごめんよorz

でも頑張って電話かけた甲斐がありました…大会欠場せずに済んだし;

でも練習合わせてなかっただけあってボロボロでした。やっぱり練習って大事だなって、実感。



話は変わってそろそろ本気で解らなくなってきた。

わたしは相棒が好きなのか、否か。別に今の関係では好きっていう恋愛感情は必須の感情ではないんだろうけれど。

っていうか好きって、理由とか理屈とか、必要なのかな…

フィーリングだったら…好きなのかも…

自信がないから 何とも言えない。

きっと喧嘩したらどんどん好きのパラメータは下がるんだろうな。

もう何だか最近恋してなかったから、好きって気持ちがどんなだったか解らなくなってきた…。

っていうか好きだって言って拒まれるのも嫌だ。うん。




…わたしって、ワガママ。

こんばんは、トラックバックする楽しさに目覚めたcocoroです。

「テストでやってみたワタシの小技!これで合格!」が今回の御題。



今まで高・大と一般で受けてきましたが、落第も合格も中学から高校にあがる時に経験済みです。

まぁどうしてそうなったかというと、中学⇒高校の時…落ちたのはその高校…もとい高専用の対策をしていなかったわけで。

国語・英語は自己採点で90点以上取れていたんですよ、社会も80点弱…

しかしながら数学・理科て足しても…100点いってなかったですね、確か。

努力不足は否めなかったと思います。単純に理系の高専なのに理科数学で取れなかったという…典型的な文型人間の自分の特性を考えておりませんでしたorz

そして大学受験。無謀にも再度理系大学を選択。

国立はセンターで失敗しました、はい、数学科学でやってしまったんです、高専受験時の過ちを…orz

根本的に理系は苦手だったんですね、自分…ということに現在の大学に入ってから気づきました(遅)

が、しかし。

現在わたしが通っている都内某私立大は理系大学です(爆)

とりあえず現役で入れたのでよかったのではないかなぁと思います。


それは置いておいて、受験のときの小技ですが。

家にいる時の勉強はナガラ勉強が基本だったと思います(ヲィ)はい、これを見ている受験生諸君、真似は絶対にしちゃだめですよ。

塾には通っておりませんでした。大学受験時は夏期講習一週間通っただけで…チンプンカンプンで帰ってきたのを覚えております。


ではどうしていたかと言うと、教師を味方につけておりました。

先生たちにタダで勉強を教えてもらうのです。

小技というか節約技ですね。でもコレお勧めです、先生とも仲良くなれますしね。




そして本題ですが。

受験、テスト時欠かさなかった業が3つあります。

1つは指回し。コレ効くのかは不明ですが、中学の時先生に言われてからずっとやってます。

何でも脳の働きが活発になるそうです。

最初は苦手だったものの、今では薬指も小指もスピードMAXで回せます(苦笑)


2つは深呼吸…というか丹田呼吸。

中高と剣道やっていたので丹田に力を溜めると落ち着く、と言われて受験時でもやるようにしてました。

丹田とは…まぁヘソの辺りです。そこらに周囲の気を集めるように呼吸するわけですね。


3つはハーブ。あれです、薬草のハーブ。

レモングラスやローズマリーの生草を香り袋に入れて持ち歩いてました。大学受験時にはそれを口元に当てて呼吸…マスクのような状態にして受験開始を待っていたのを覚えています…傍から見たら吐きそうなのをこらえてる人に見えたんじゃないでしょうかね;

ハーブには興味があって、親も仕事柄ハーブに関わっているので、結構勉強してます。

このブログでも触れていけたらなぁ、なんて。

ちなみに有名な話だと思いますが、ローズマリーは記憶を甦らせると古来から信じられてきたハーブです。

勉強するのが億劫だ、欝だ、楽したい、けど合格したい、などとcocoroのように握ったペンが重い方、きっと幾らか気休めくらいにはなると思うので(ヲィ)、実行してみてください。

正月らしく、タイトルは5・7・5です…しかし決して考えてこうなったのではなく、気づいたらこういい響きになっていたのです。最初のこの2文も最後に付け足したので…まぁそれは置いておいてさくさく行きましょう。


トラックバックの商品に目が眩んで参加しているcocoroです。はい。言い逃れも隠しも致しません(ヲィ)

今回は「ランドセルは何色がいい?」とのこと。

ココ からランドセルの色が見れます。ちなみにわたしはランドセルの色は王道(勝手な関連付け)男の子=黒、女の子=赤がいいと思っていたのですが、色のバリエーションを見てると赤にもいろいろあるんですねぇ…さらにちなみにレッドよりもカーマインの色がよいと思うのです、勝手に。


で、王道とかの話抜きにしてどの色がいいかというと(最初からそうしておけ)

ボトルグリーンチャコールグレーがいいと思いました。


何故かって?

イギリスっぽいからです。いいですよ、イギリス式、いや、ドイツっぽいかも(どっちだ)


ちなみにイギリスやドイツなど好きではありますが詳しいことは知りません(ぁ)

ですから「お前はヨーロッパの何を知ってると言うんだ!?」という苦情は受け付けませんのでご了承くださいorz


とりあえずヨーロピアンテイストな感じが何とも良いです。これからの小学生もシックに決められるとカッコいいのではないでしょうか?

シックに決める小学生をcocoroは提案します。どうでしょうイオンさん(何)




まぁとりあえず。



日本の小学生にはやっぱり黒と赤のランドセルを背負ってほしいと思うのは、昭和生まれの意見なのでしょうか…

決められた色を身につけさせられるのは自由ではないのかも知れません、その自由を求めた結果、このように沢山の色バリエーションのランドセルが出来たのでしょう。

でも、あの黒と赤との登下校、日本の風景の1つだったのではないかな、と思うのです。

でもそれはcocoroの幼少時代の記憶でしかありませんが;

他の皆さんはどのようなランドセルを背負っていたのでしょうか?cocoroと同年代でも女子が黒いランドセル、などということはあったみたいですので…皆さんが背負っていたランドセルの色、教えていただければ嬉しいです。

三が日もとっくに過ぎ、大変遅くなってしまいましたが、皆様あけましておめでとうございます。

現在雪がしんしんと降り積もる東北の実家に戻っております。現在母のPCのネット接続作業を終え、そのPCから書き込んでおります。そして何故かヒーターが煙を噴きました、現在恐ろしさのために停止しております。寒くて手がかじかんでますorz



また1年明けてしまいましたね。

実は自サイトも持っているのですが、摂食障害的になってしまった時から更新停止しております(滝汗)開設から2年経っているので…っと今もうすぐ開設2周年日だということに気づきました、危うく今年も忘れるところだった(ヲィ)

そっちでもきちんと挨拶述べねばと思っているのですが、とりあえず東京に戻ってからしか更新はできないので…戻ったらきちんとHP更新しようと思います。とりあえず今年の抱負その1。


さらに、実家に戻ったことで過食が進んでしまいました…実家に戻ってプラス5キロ。

…えぇ、5kgですよ。

………一体どんな顔してあの人に会ったらいいのだろう;;;

だってさ、が美味いんだもん。が美味いんだもん!東北…米所の罪だ!(叫)

とりあえず今年一番の抱負。摂食障害治して且つ10kg痩せる。うん。抱負その2。


抱負その3は部活を頑張ることですね。多分挫折しそうになって挫折しかけて挫折するんだろうなぁorz(ヲイ)

けど相方とちゃんと話し合って、頑張っていきたいな…と思うのです。ここで言っておけば引き下がる確率が下がるだろう…と自分を追い込んでみました(死)

というか、甘えてるんですね、この場所に。

そのために作ったわけですし。


…。


そしてとりあえず引っ越し先を決めねばと。

今それを検索していたのです。


…で、飽きた、と(コラ)




ま、それは置いておいて。


今年も意味不明な内容を綴り皆様にお届けする、cocoroの虚弱な心養護施設(私的理由)として作られたココロ避難所ですが、よろしくお願いいたします。

大学で一緒に授業を受けてる子が4人います。

1人は一週間のうち2日ほどしか大学には来ません。もう1人は毎日遅刻してます、彼女をCとします。

1人はたまに遅刻します、彼女をAとします。彼女Aはわたしと価値観が似ているので、遅刻や欠席をする際にも揉める事はないのですが。わたしもたまに遅刻する部類です。

1人はとても真面目で、いつも一番最初に席を取っていてくれます。彼女をBとします。


そして今日。


Bがキレました。



どの程度キレていたのかは解りません。

メールで「もうみんなの分の席を取らなくてもいいか」という文が3人に一斉送信されていたのですが(いつも欠席の子には送られていませんでした)。

怖がっていたのはAで、彼女がメールに返信した時、怒りの文書が送られてきたとの事。


返信内容は

毎日5つも席を取ってるなんて無理、ということ。

メールでの言い訳はいいかげんにしてください、ってこと。


…席を取るっていう行為は、無償の愛だって思ってました。

だからわたしがたまに一番に教室に入るときも、

「どうぞどうぞ」ってな感じで、席は取っていたのですが。

もし席を取るっていうことがBのストレスになるのなら

迷惑をかけているのなら



一緒に講義を受ける必要はない、と思うのです。



…まあわたしは3年になったら個人行動しようと以前から企てておりましたが。


Aは悩んでいるみたいです。

「別々に講義を受けるって言ったら、修復不可能な溝ができてしまうのでは」

と。


…確かに。



だから、どうしたらいいのか、悩みどころです。


性格も考え方もいきなり変わるものではないから


例えば、こんなことを言ったとします↓。


「みんなそれぞれの生活があって、ライフスタイルが違っていて

一人暮らしだったり、実家生だったり

大変なところはお互い違うと思う。

一人暮らしは家は大学から近いけど、一人で暮らすためにすべきことをしなければならないし

実家生は大学から遠いけど、家の人がいろいろとやってくれるだろうし。


だから、それぞれが違う生活と時間を送っているのであって


それを完全に理解するのは不可能で

それを理解する前に、1人の自分以外の人間を

丸々理解しようとするのは不可能なのだから


大目に見ましょうよ」


これを言ったところで、Bは納得しないでしょう。


まず出てくるのは席取って『あげたのに』という、感情。


確かに助かっている。彼女が席を取ってくれていなければ、座れない講義がどれだけあったか…

でも、はっきり言って

それを押し付けて欲しくは、ない。




………かなり申し訳ない発言と考えではあると自分でも思っているけれど。


でも、それぞれが

干渉しすぎることなく生活することが、必要な時もある。


去年の今頃、今ほど遅刻していなかったCから「遅刻しすぎなんじゃないの?そろそろ大学生としての自覚を持ったら?」と言われたことがあります。

でも、今Cはその台詞を覚えているのでしょうか…毎日30分以上の遅刻じゃないですか。

そしてもう1つ、最近のCに言われたこと。

「部活ちゃんと出なよね。組んでるんだったらさ」

でも、去年Cがバイトで殆ど部活に出ていなかった時、わたしは殆ど無欠でした。最近だってCはバイトで休むし、今日だってわたしと同じ時間(部活が始まる1時間前)には実験が終わっていたはずだから、部活には全部出れたはずなのに、途中までサボってたみたいだし…(愚痴)

まあここらで誹謗中傷はおいておいて。

とりあえず言えるのは、『Cは他人に干渉しすぎである』ということ。

さらに自分のことを『棚に上げて』だったという…(強制終了)


とりあえずここで言いたいのは、完璧な人間なんて、いないってこと。

誰かに説教できるほどまっとうに、悪いことなんて1つもしたことない人間なんて、いやしないってことです。





…で、紆余曲折してしまったこの話の結論ですが。


大事なのはやっぱり   『無償の愛』   でしょう。

してあげたのに、という感情があれば無償の愛ではないし、

こうしたら?という説教も無償の愛で、全てを許すつもりで、理解するつもりで、やらなければ怒りを買うだけだし。

無償の愛があれば、人の言い訳を聞いたって、胃の辺りがムカムカもしないわけです。



相棒との現在の喧嘩も、無償の愛がわたしにあったら、こんなに長引かなかっただろうな、と思うわけです。

「もっと練習しろよ、練習足りないから下手なんじゃねぇの?」

という言葉にも、素直さと謙虚さと、無償の愛があれば、

彼の性質をわかっていたのだから、その言葉の裏を、ちゃんと汲んでいれば

今こんなに悩むこともなかっただろうに、と思うわけです。

つまりわたしにも無償の愛が足らないのです。

無償の愛があったら、ここでこうしてブログに例え話として日々の出来事の苛立ちや憂鬱なども打つことはないはずです。



足りて、いないのです。


Aが以前口にした言葉に『大人的我慢』という言葉があります。

これは無償の愛とはイコールではありませんが、無償の愛に行き着く過程であると思います。

2つは究極的に離れていますが、方向性は同じです。

とりあえず当面は大人的我慢が出来るように、頑張っていきたいと思います。



…とりあえず明日の1限遅刻しないように行こう、っと。

わたしは 避けられているの?

それとも

わたしを 見つけられなかったの?

どっちですか?どっち…


わからないわからない。

だってそれは

あなただけが知って

いるんだもの。


---


今日部室に相棒が来たのが見えた。

タイミングが悪くて、呼び止めることも出来なかったけれど。

荷物を持って、そのまま部室を出て行ってしまった、相棒。

…どうなのかな、わたし、避けられてるのかな…。

先週の木曜に「携帯の調子が悪い」って言ってたから、

携帯に電話もメールも繋がってなくて、

連絡できないだけだって、思いたかったのに…。

とりあえず今日は、わたしを見つけられなかったってことに…




……


………しておこう。