第19回フランス語文法・会話講座「否定表現」
フランス語の否定は、動詞をneとpasでサンド。
このキホン中のキホンのルールについては、ふんふん、そうか、そうか、と普通に流していたら、例題の『星の王子さま』からのバラの台詞を見たとたん、心がつかまれました。
Je ne suis pas une herbe.
私は草じゃないわ!
否定を伝えるって、なんて心が揺れる表現なのでしょう?
この短いフレーズに、たくさんの思いが詰まっていて、いろいろな想像をさせられます。侮れないぞ、否定表現、とのっけから(^^♪
そしたら、やっぱり。
ニュアンスをつけた否定、これらのこの言い回したちは、状況と心の状況レベルの曖昧さをそのレベルをもって伝えられる、素敵な表現だな、と思えました。
こなれた感じで会話してる自分を想像しながら、口に出し、そして、あまりのたどたどしさに笑ってしまうわけですが。。。
映画などでは、よく、
Moi,non plus!
っての出てくるな、とか思いながら、「ロシュフォールの恋人たち」の映画スクリプトを見ていたら、デルフィーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が歌うシャンソンに、素敵な否定表現を発見!
Je ne sais rien de lui,et pourtant je le vois.
私は彼を知らない。それでも私は分かるの。
と私がその通りに訳してみると、翻訳者さんの訳では、
見知らぬ男の姿が浮かぶ、
ってなってました。翻訳するってニュアンスを表現することなんだなってっつくづく。そして、スバラシイな、と☆
辞書で例題以外の否定表現もチェック!
◎ne...personne 誰も~ない
Il n'y a personne dans la salle de classe.
教室の中には誰もいない。
それから、それから否定冠詞のdeのパート。
「否定冠詞のdeは存在そのものを否定する」というルール、この説明で、かなり、もやもやが晴れました!(^^)!
Tu ne dois pas boire d'alcool.
君はアルコールなんか飲んじゃダメだ!
と、こんな感じでしょうか。
いやぁ、否定表現とひとことで言っても、深い。否定の否定というのもステキで憧れます。馴染みある言い回しから、徐々に口になじませていくことにしようかな、と思う本日でした。