心のフタが時々開いてしまう | ゆっくり歩こう、たまちゃんと   ☘️遷延性意識障害の息子と生きる☘️

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18才の一人息子が突然倒れ、心肺停止
蘇生後低酸素脳症になりました
自発呼吸もないままに、24歳となりました

息子との日々などを綴っていきたいと思います

これからのことを考えていこうリボン

 

 

もらった命、前を向いて行こうハート

 

 

と思っている

 

 

 

 

ざわざわした思いは、フタをして

 

 

心の奥の方にしてしまいこんでいる

 

 

 

それでも時々開いてしまう...ショボーン

 

 

木の芽立ち?

にはまだ早い?

 

 

 

 

息子が息して動いてる姿を最後に見たのは

 

倒れた日の朝

 

 

起きてきたときのこと

 

 

バイト先のユニフォームを着て、前の晩そのまま寝てしまった

 

 

それはよくあること

 

いつものこと

 

 

 

翌朝、起きてきたときも

 

 

顔色悪く、2階から下りてきた

 いつものこと、朝はそんな感じ

 

 

「おはよー」

「またそのまま寝たん?」

「シャワーしておいで」

 

「おう」

 

 

 

いつものように交わされる会話

 

 

私は朝食の支度をしていた

 

 

いつも通り

 

 

 

シャワー、なかなか出てこない

 

 

よくある

いつものこと

 

 

 

 

「いつまで入ってるの?」

 

「大丈夫?」

 

声をかけても...

 

    返事がない...

 

 

 

いつもなら

 

「おう」

 

と返事

 

 

 

その日聞こえてくるのはシャワーの音だけ

 

 

   返事がない.........

 

 

 

「開けるよ!」

 

 

    ....................

 

 

 

 

「いつも」が...

 

 

 

次に息子を見た瞬間に

 

 

 

消えた..........

 

 

 

 

 

よく笑う子だった

過去形にしたくない

 

 

一緒にいて楽しかった

 

 

 

でも、今元気なときの息子の顔を浮かべるとき

 

 

最初に思い浮かぶのは...

 

 

 

シャワーに入る前の顔色の悪い

 

 

表情のない顔.....

 

 

 

ロゴ入りの黒いTシャツTシャツ

 

 

 

 

 

あれから...

 

 

毎日病院に通っている

 

 

一度だけ、嘔吐下痢で体調を崩した日以外は...

 

 

 

一日4,5時間

 

まるでパートに通うように、毎日面会時間になったら行く

 

 

それが日常になっている

 

 

 

そばにいること

 

 

私でできる世話をしてあげること

痰の吸引、胃ろう注入、体向変換、排泄処理、などなどざいたくに

 

在宅に向けて、一人でもできるケアのやり方を教えてもらった

 

 

今はそれしかできない

 

たったの数時間だけのこと

 

 

私は家でテレビも見る

 

ごはんも食べる

 

主人の帰りも遅く、一人で食べることが増えたけど...

 

 

息子が家にいないことが日常化している...

 

息子が寝たきりになっても、普通に暮らしていけてる

 普通ではないけど

 

この生活に慣れたくない

 

 

 

 

だから、家に早く連れて帰りたい

 

 

そばで息子の気持ちを少しでも軽くしてあげたい

 

 

 

 

 

息子は自分の意志で動けない

   見えているのか、聞こえているのか...

 

 

右脳に若干だけど脳波α波が出ている

 

 

 

せめて、苦痛を感じずに

 

 

お花畑にいるような感覚でいてくれたらいいなcrystal*

 

 

と切に思う

 

 

 

 

 

重苦しくてごめんなさい、、、