虚性体質とは。 体の必要なものが、虚=不足するという意味とのことで、詳細は前回以前の記事に書きました。 

元気がとにかくない気虚(ききょ)の人⇒こちら 

冷えっ冷えの陽虚(ようきょ)の人⇒こちら

ふらふら乾燥する血虚(けっきょ)の人⇒こちら


今回は「陰虚」という体質について(いんきょと読みます)

陰は体の中の血や、津液(体内の水分)、精(生命の基本的な物質)をさします。精はなかなか中医学ではない言葉で表すのは難しいところですが、精力とか、精魂尽き果てた、とか言いますよね。

元気の気よりかはもっと奥の方にある、体の機能活動を維持しているようなものです。ですのでこれが不足しているとかなり重症の虚弱。そのほかにも、生殖の部分や成長発育も司っていますので、成長が遅いお子さんや、妊娠しにくい方なども関係してきます。

津液は、皮膚や臓腑、毛髪、関節、脳髄、耳、目、鼻、咽喉、皮膚などを潤し、血液の一部にもなりますので、不足すると乾燥の症状が現れたり、乾燥しすぎて適度な水分が体の中になくなり、ほてりのような熱の症状が出てきたりします。


陰虚体質の主な症状

痩せる、毛髪に艶がない、熱感、のぼせ、暑がり、めまい、耳鳴り

寝汗をかく、つばが少ない、のどが渇く、冷たい飲み物を欲しがる、皮膚の乾燥、寝つきが悪い、便が乾燥する、尿の量が少ないなど

〇女性の場合は、月経が早く来る、出血量が少ない、色が赤い、無月経、不妊症


下線部の項目は陰虚の方の特徴症状です。


4つの虚証体質の方をご紹介しましたが、ざっくりいうと、虚証というのは、

顔色が白っぽかったり、黄色っぽかったり(赤みがない)、筋肉がなく、冷えていたり、潤いも少ない、いわゆる弱いタイプの方です。

漢方相談(薬局)での体質診断では、「この人は虚証かな?それとも反対の実証かな?」というところからはじまり、「虚証なら、どの部分が弱いかな?気かな?血かな?」といった感じでお客様からの情報をもとに診断していきます。

さらに詳しくみていく場合は、「どこの部分の気が足りていないかな?」とその部分を五臓六腑の機能に当てはめて診断していきます。

ですので、あまりしゃべりたがらないお客様の場合は、正確な診断にたどり着けないことがあります。包み隠さず、小さなことでもどんどん話してほしいですね。



via 漢方薬膳   環の森
Your own website,
Ameba Ownd


虚性体質とは。

体の必要なものが、虚=不足するという意味とのことで、詳細は前回以前の記事に書きました。

元気がとにかくない気虚(ききょ)の人⇒前々回の記事

冷えっ冷えの陽虚(ようきょ)の人⇒前回の記事


今回は「血虚」という体質について。(けっきょと読みます)

血虚は西洋医学でいえば、おおよそ貧血のことです。

血のイメージは、「体から大量になくなったら、危ない大事なもの」と量的なニュアンスが強い方が多いかと思います。

中医学的に言うと、「血の量の不足だけでなく、質の不足や低下」も意味します。

血はたくさんの営養を含んでおり、各臓腑や組織へ営養が行きわたることによって、正常にはたらくことができ、各臓腑や組織間の機能のバランスをとっています。

また、全身や臓腑を潤すので乾燥を防ぐはたらきもあります。


血管をすべてつなげると、地球2周半もの距離になると言われています。

皮膚の下に見える血管だけでなく、臓腑や組織に細かく張り巡らされていますので、血の量や質が低下すると虚弱な体質になるということは想像がつきますね。


血虚の体質の主な症状

〇性格は内向的、静か、温かいものを好む

〇痩せる、顔色が蒼白または黄色、唇が淡くて白い爪の色が薄い

めまい、立ちくらみ、目や皮膚の乾燥、手足の痺れ、便秘しやすい

物忘れ、睡眠が浅い、夢を多く見る、動悸

〇女性の場合は、月経が遅くくる、月経不順、出血量が少ない、出血の色が薄い、月経痛がある、不妊症


下線部の項目は血虚の特徴症状です。

女性は当てはまる方が多いのではないでしょうか。


残る虚証体質はあと1つ。

次回は【陰虚(いんきょ)体質】のご紹介になります。


via 漢方薬膳  環の森
Your own website,
Ameba Ownd

虚性体質とは。

体の必要なものが、虚=不足するという意味とのことで、詳細は前回の記事に書きました。

前回の記事はこちら↓ 虚弱体質①【気虚】

今回は「陽虚」という体質について。

陽って漢字からどのようなイメージを持たれるでしょうか。

陽・・・。陽子さん・・・?私の時代はたくさんいましたね^^今のどきの子では見かけなくなりました。

私は、太陽の「陽」を想像する方が多いのかなと思います。

その名のとおり、体を温めたり体温を維持したり、風邪をひかないように皮膚のバリアをしたりするものです。

今、体の中の血や皮膚、いわゆる体温が36度前後を保っているのは、

あたたかい気=陽のおかげなんです。

寒さにあたったり、冷たいものを食べすぎたり、また前回の気虚がさらに不足することによって、体の中の陽が不足=陽虚となります。


陽虚の体質の主な症状

〇顔色がこう白(満月のような艶のない白さ)、目の周囲が暗い

〇性格は物静か

手足・体・腰・関節・筋肉の冷え、痛み、下痢しやすい(朝方の下痢など)、頻尿、むくみ、温かいものを好む

〇女性の場合は月経が早く来たり遅れたりする、出血の色が薄い、月経痛、出血量が多い、冷えタイプの不妊症


下線部の項目は陽虚の特徴症状です。

いわゆる冷え性の方で、痛みが出てくるのが特徴です。


いくつかあてはまりましたか?

もっとあてはまる体質があるかもしれませんので、もうしばらくお付き合いくださいませ。


次回はこれがなくなると生きていけない、体を流れているもの。

血の不足=【血虚体質】についてご紹介したいと思います。


via 漢方薬膳  環の森
Your own website,
Ameba Ownd