ハモネプ2015
4年ぶりの「アカペラ日本一決定戦 ハモネプ全国大会」が金曜日に放映された。今回は年齢制限をなくして、8~80歳の4,222人の過去最多の応募から、15チームが選ばれ、3ブロックでの1位、3チームが優勝を競う。Aブロック ツインズメロディ(岡山の中学生である有名双子姉妹をボーカルに結成された)Bブロック 無糖ホワイト(慶應大のなおとが、都内の大学をまわり200人以上の中からスカウトした)Cブロック 洛陽(大阪の伊藤ゆりちゃんを中心に結成)が選ばれ、納得の3組。学生グループの他にも、藝大の声楽部出身両親と子供たちの家族や、町田のママさんコーラスで結成されたチーム、商店街のおじさんチーム、などバックグラウンドもいろいろ。ここで代表にはなれなかったが、沢田研二「勝手にしやがれ」を歌った、「背徳の薔薇」というビジュアル系バンドもよかったな。ボーカルもだが、ドラムがすごかった。それぞれの実力ももちろんだが、聴かせるボーカルに加え、それを支えるコーラス、ベース、パーカッションの役割が、きちっとできて一体となる。洛陽はまさにそれができていた。ボーカルが、周りの支えの上に、のびのびと歌えているのがわかった。無糖ホワイトは、魅力のあるボーカルだったのだが、残念ながら、洛陽に及ばなかった。ゆりちゃんと仲間とが一つになった歌に、思わず涙した。