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ニューヨーク生活のしかた -How to live in NY-

NY在住8年。
はじめのころは、どこでお米を買ったらよいのかもわからず大変な思いをしました。
ニューヨークで日常生活をしていくうえでの情報やその方法を綴ります。



NY生活がすこし慣れてくると日本人に遭遇するようになります。

ここでいう日本人とは、NYに住んでいる日本人です。


海外で日本人と日本語で話ができるというのは本当にほっとする瞬間です。

英語がわからずアメリカ人に冷たくされた、無視された、などつらかった経験を一気に話してしまいたくなりますよね。国民愛ともいうべきなのでしょうか、日本にいるときにはなかったことですが「日本人だから仲良くなれる、日本人だから助け合うべきだ」みたいな気持ちになります。


しかし、


長年住んできたものとして気になることがあります。


それは、渡米したばかりの人(以後ニューカマーと呼びます)は何でもかんでも聞けば教えてもらえると思っていることです。わからないことを自分で聞くのはいいことです。しかしデリカシーのない聞き方、プライベートなことに首を突っ込む内容について、教えてもらって当たり前という顔で質問されるとこちらも嫌な気持ちになってしまいます。日本国内だったら絶対に会ったばかりの人にそんなこと聞かないのではないでしょうか。

「オススメのレストランを教えてください、どこでもいいので。」範囲広っ。

「英語がわからないので通訳しに一緒に電気屋さんまで来てもらえませんか。」いきなりっ?!

「学生ですが稼げる仕事の探し方を教えて欲しいんです。」違法ですっ!

全て初対面の方に聞かれたことです。


在NY歴の長い友人知人に聞いた結果、以下のような質問がとてもめんどくさい困るとのことです。


①「ここ家賃いくらなの」

シェアをしている個別のお部屋の家賃は掲示板などで公表し募集をかけているのでまだ聞いてもいいのですが(これも個人的なことですが)、その部屋全体の家賃を聞かれると困ってしまいます。というのも、シェアをしている場合必ずしも家賃を半分半分で支払っているとは限らないからです。大体、リースホルダーさんは利益が出るように賃貸料を設定しており、また借りる側もそれを納得して入居しています。それなのに、訪問した友人宅や家探しのときにこれを聞いてしまうと、デリカシーがないな、と思われてしまいます。


②「何ビザもってるの?」

在留ステイタスについての質問はとてもパーソナルな質問です。そこにはその人の生き様があり一言で説明できないものです。また「グリーンカードだよ」とか「投資家ビザだよ」とか答えてしまうとそのあとに「アメリカ人と結婚したの?」「永住権の抽選に当たったの?」「どこの会社からスポンサーしてもらってるの?」「私にも取り方教えて」とかプライベートに関する質問が次々出てきてしまい大変困惑します。日本では日本に住むことをどういう理由で許可されているかなんて気にしたことはないはずです。大体の人はそこに生まれ育ったから、という答えだと思います。しかしNYに住む人は何か理由があってわざわざ異国で生活しているのです。そこには少なからずドラマがあります。かなり親しくなってから聞きましょう。



ここに上げた質問はNYに住む人なら誰でもものすごーく聞きたいことだと思います。

興味があるからつい色々突っ込んでしまいたくなる気持ちは、私もそういう時期がありましたので理解はできるんです。でも普段ならそんなことまで聞かないのに、NYマジックなのか海外にいるという非常事態が麻痺させてしまうのでしょうか。


どこの国にいたって、どんな状況にあったとしても、教えてもらえますか、という謙虚な姿勢と感謝の気持ちは大切だと思います。プライベートなことをズカズカ質問すると、今後助けてくれるかもしれない人たちから距離を置かれて損をするハメになるかもしれません。


これを踏まえて、はやく在NY歴の長いお友達ができればあなたのNYライフも安泰です。

彼らは色々なことをアドバイスしてくれるでしょう。

だって、あなたの今の状況を一番理解してくれるのは彼らなのですから。