いつもお読みいただき
ありがとうございます
わたしを抱きしめるライフコーチのなつです。
今日は、わたしの妊活のこと
そして「やめたあと」の人生についてお話します。
このテーマを選んだのは
「妊活をやめた人の話」が
あまりにも見つからなかったから。
妊活を頑張っている人は、すごくたくさんいる。
でも、「やめた側」の気持ちは
どこかに置き去りにされてる気がして。
だからこそ、わたしの物語を
残しておきたいと思いました。
1. 私にはもう何もないと思っていた
妊活をやめたとき、心に残ったのは
空っぽという感覚でした。
「子どもを授かれなかった私には
もう価値がないんじゃないか」
「何のために生きてきたんだろう」
そんなふうに思っていたんです。
結婚して、次は妊娠、出産…と
王道のルートを歩くことが
自分の生きる意味だと
どこかで信じてしまっていました。
でも、人生はそんなに単純なものじゃなかった。
2. 妊活にすがっていた理由と、やめられなかった気持ち
正直、やめたくても、やめられなかった。
だって、「ここまでやったのに」って思ってしまったから。
時間も、お金も、感情も、全部つぎ込んできた。
夫も「ここまでやったんだから」と
前を向いてくれていた。
でもね、わたし自身は、もう限界だったんです。
可能性はすごく低いと思ってたけど
言えなかった。
夫がすごく楽しみにしてくれていたから。
3. 妊活を終えて見えた新しい人生
でも、やめてみたら…
人生は静かに変わっていきました。
通院も薬もなくなって
まず感じたのは解放感。
基礎体温を気にせずに眠れて
好きなものを食べて
週末の予定が空いていることが
信じられないほどの幸せに思えました。
そして、夫婦の時間が戻ってきた。
通院に使っていた時間が
二人のデートの時間に戻った。
治療を通して、体も整い
自律神経も回復して
人生でいちばん体調がよくなったのも
意外な副産物でした。
4. それでも心のどこかにあった社会への申し訳なさ
それでも、心の奥に残っていたのが
「少子化に貢献できなかった」
「社会の役に立てていない」という
よくわからない罪悪感。
だからわたしは
社会のためにできることを探し始めました。
占いにも行って
使命探しにもハマった。
「何か意味のあることを見つけなきゃ」
と焦っていたんです。
でも、あるときふと気づいた。
使命は、他人に決めてもらうものじゃない。
自分が決めていいってこと。
その瞬間、肩の力がスッと抜けた気がしました。
5. 山口智子さんの生き方に共鳴した理由
そんなときに思い出したのが
女優・山口智子さんの言葉でした。
彼女は、「産まない人生を選んだ」
と堂々と話しています。
血縁への不信や
親になることへの違和感。
それでも、夫婦で穏やかな時間を
過ごしているという姿が
美しくて力強くて。
「産まなかったからこそ
自分らしい人生を選べた」
そんな彼女の生き方に
わたしは心を動かされました。
7. おわりに:あなたが選んだ人生に光を
子どもがいる人生も、いない人生も
どちらも素晴らしい。
大事なのは、自分が選んだってこと。
わたしは、自分の人生を
ちゃんと生きて行こうと決めました。
まだ途中だけど、それでいいと思っています。
あなたにも、あなたの人生があります。
その人生が、ちゃんとあなた自身が
誇れる日が来ますように。
最後まで読んでくれて、ありがとう。
あなたの今日が、やさしい光で包まれますように🌷
💌いま不妊治療を頑張っているあなたへ
わたしは思います。
「あなたの価値は
産むかどうかじゃない」って。
空っぽに見えた人生も
ちゃんと意味がある。
むしろそれは、まだ何にでもなれる
伸びしろかもしれない。
妊娠できなかったからこそ、
新しい景色や
新しい自分に出会えるかもしれない。
心のビタミン
「自分の人生において
なにを終わらせるかを選べる人は
ほんとうの意味で自分を生きている。」
― ナタリー・ゴールドバーグ(作家・教育者)
あなたの今日が
やさしい光で包まれますように🌷
最後までお読みくださり
ありがとうございました
🤝 みなさまへのメッセージ
不妊治療は孤独な戦いになりがちです。
でも、一人で抱え込まないでください。
悩みを共有し、
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