いつもお読みいただき
ありがとうございます
わたしを抱きしめる妊活コーチのなつです。
20年ぶりに、着物を着てみようと思いました。
実は20代の頃に着付け教室へ行っていましたが
もうすっかり忘れ去っていました。
浴衣だけは今も毎年自分で着ているのですが
着物はすっかり忘却の彼方でした。
そんなお話のシェアです。
〜20年ぶりに袖を通して気づいたこと〜
箪笥の奥から出したら…
ちょっぴりカビ臭くて
まずはお洗濯&染み抜きからスタート☺️
「襟芯ってどうするんだっけ?」
「半衿って、どうやってつけるの?」
すっかり忘れていて
最初は全然違う方法でつけてしまいました(笑)
慌てて昔の着付け教室の教科書を探し
YouTubeも参考にして
なんとか縫い上げた半衿。
チクチク、手縫いで進める時間は
なんだか懐かしくて贅沢で
ちょっと面倒だけど
心がじんわりあたたまる時間でした✨
「正直、ミシンでダーッと縫ってしまいたいな」
とも思ったけれど
昔の人たちは、こうやって手間ひまかけて
自分の暮らしを整えていたんだなぁ…と
しみじみ。
そして気づいたのです。
半衿のつけ方って、けっこう自由。
左右対称で、自分が心地よければそれでOK!
正しい付け方をしなきゃと思ってたけど
自分が心地よく楽しく着ることが
一番大切なんだなぁって思いました。
不妊治療をしていた頃も、私はいつも
「効率」や「結果」ばかりを追いかけていました。
「もっと早く…」「もっと確実に…」
タイムパやコスパばかりが
頭の中をぐるぐるしていた。
だけど、着物と向き合うこの時間は
まったく違う。
誰かと比べなくていい。
成果を出さなくてもいい。
ただ、自分のために、手を動かすだけ。
針を進めながら、「今ここ」の
静けさの中に包まれる。
それはまるで、心を整えるお灸のようで
癒しの時間でした✨
着物って、特別な日に
写真や見せるために着るものと思っていたけど
実は心の奥深くを
じんわり温めてくれる存在なんですね。
着るまでの過程を楽しめるもの。
ただ、今ここにいる自分を、大切にするだけ。
それってまるで
自分にそっと手を添える時間みたい🌿
妊娠はできなかったけど、
今こうして着物を楽しめていることが
私にとっては人生のごほうびのようです。
もし授かることができて
更年期のこの時期に育児をしていたら
こんな時間も元気もなかったと思うし
着物を着るって、すごく贅沢なこと。
自分を大切にする時間、自分を愛おしむ時間。
今、それがある私は本当に幸せです🌸
着物はレンタルして、プロに着付けしてもらうもの
って思った時期もあったけれど、
古着屋さんでお得な一枚を見つけて
(5000円!)笑
こんなに心がときめくなんて!
「帯はどうしよう?」
「草履はどれが合うかな?」
そんな時間もぜんぶ、わたしを楽しむ時間。
心の奥にそっと湧いてくる「うれしい」の種を
ひとつずつ拾っていくことを
意識している日々です。
自分と向き合う時間があるって
とても贅沢ですよね
✨不妊治療中のあなたへ✨
もし、いまこのブログを
治療の合間や、少し泣いたあとの時間に
読んでくれていたとしたら…
そっと、伝えたいことがあります。
結果が出ない日々は
心がすり減っていくような時間。
人にやさしくしながら
自分にはなかなかやさしくできない
そんな時間。
「こんなに頑張ってるのに」って
報われなさや孤独を感じてしまう日もあると思います。
でもね、あなたが今日まで積み重ねてきたことは
たとえ結果にならなかったとしても
あなた自身を深く育ててくれています。
採卵、自己注射、お灸、整体、食事、生活…
その一つひとつが
あなたがあなたを大切にしてきた証です。
未来は誰にもわからない。
でも、今ここにいるあなたが
ちゃんと自分に手をかけて生きていること
それだけで尊いのです🌱
つらいときは、自分の胸に手を当てて
「よくやってるよ、わたし」って
声をかけてあげてくださいね。
心のビタミン
「自分の着物を自分で着ることは
自分を愛すること。」
── 鈴木その子(美容家)
最後までお読みくださり
ありがとうございました
🤝 みなさまへのメッセージ
不妊治療は孤独な戦いになりがちです。
でも、一人で抱え込まないでください。
悩みを共有し、
一緒に考えていけたらと思います。💕
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