いつもお読みいただき
ありがとうございます
D16の一昨日は採卵日
9:00来院、9:45採卵で終了は13:00
採卵は5月以来だが14回目となり
5月は月に2回採卵しているので
緊張もなく迎えた。
10時に処置室に入り
すぐに先生登場で驚いた。
先生に挨拶し
「先生、色々変更してもらってすみません。
ありがとうございます。」
「いえいえ、全然いんですよ」
いざ、採卵…
物凄くいたぁい
なのに、卵、採れてない💦
3か所くらい刺し、やっと1つ採れる。
痛くて痛くて
もう一つ採ろうとチャレンジするも
採れなかった。
採卵はやっぱり院長の方が早くて痛くない
でも耐えるしかない
回復室に戻っても痛くてベッドに横になっていた。
今回はE2も高くきちんと育っているので
先生でも変性せずに大丈夫だと思う。
やっぱり院長は神の手というような
ニュアンスでいつも言っているけど
本当に上手いんだなぁと改めて思う。
10:03~10:13まで処置室
10:13~10:50まで回復室で横になり
久しぶりの軽食。
11:10に診察室に呼ばれる。
「2つ刺したんですが
1つしか採れなくてすみません。
カルシウムイオノファと
ポロスコープを使った顕微授精をします。」
「カルシウムイオノファって何ですか?」
「精子が自分で受精して行くときって
受精したところから
カルシウムがスパイク状に上がっていく」
「卵の中のカルシウム?」
「はい。それによってうまく受精が起こる。
それがうまく行かない人はカルシウムを
入れる」
「精子と一緒に?」
「ポロスコープは
卵子の極体の下に染色体があるので
極体を12時の方向に合わせて固定し
3時の方向から針を刺して顕微授精するけど
極体の下じゃないところにも
染色体があることがわかり
ポロスコープで可視化して
染色体の位置を確認しながら
針を刺すこと」
なるほど~
採卵11回目だけど、今まで説明なしだったので
先生にきちんと説明してもらえてよくわかった。
「両方、今までもしてるんですよね?」
先生カルテを見返して、
「最初の方からしてますね。」
当院をご卒業された患者様からの声に
「オプションの有無についての
事前説明が不足していると感じる」
まさにこれです。
先生やM田先生は説明してくれるけど。。
また
「場所柄なのか、採血費用、胚凍結費用等、
全般的に費用が他院と比べて高く感じた。」
との声も。
採卵費用は前院の倍だし…
脱線したので診察に話を戻すと
「移植は26日木曜日に3日目胚を戻します。
もしこの胚が移植出来ない胚になったら
凍結してあるのを溶かして行きますね」
「移植できない胚って
6セルグレード3以下?」
「とか、万が一、ないと思うんですけど
未熟卵だったり未受精だった場合も」
「一応、
明日電話で受精確認するんですよね?」
「そうですね。」
「新鮮胚が戻せる胚だったとしてそれ1個と
凍結してある胚の2個移植もできますか?」
「出来ます」
「もし、新鮮胚が戻せない胚だったら」
「一応、凍結胚を2個溶かす
オーダーを出しておいて
最終的にどの胚を戻すかは
26日に決めます」
「今日って内膜は11.1㎜?」
「そうです、ふかふかでした。」
「でも排卵したら薄くなるんですよね?」
「これだけあれば
さすがにそんなには薄くならないと思う」
「ウトロゲスタン膣錠は1日2回なんですね?
こないだまでは3回だったけど」
「そうですね。
採卵してるからちょっと補うだけで」
「そうか、採卵すると排卵するからですね。
精子は赤いの(運動率が高いと赤)が
少ないけど
大丈夫ですか?」
「そうですね。」
「3日くらい前から頭痛薬を(夫くんが)
沢山飲んだのですが大丈夫ですか?」
「何て薬?」
「ロキソニン、病院で処方された物です」
「頭痛の原因は?」
「3日くらい前に徹夜の仕事があって
頭の後ろこの辺が痛いらしい」
「血圧測ってる?」
「そういえば最近測ってないね。」
「頭痛は怖いから、血圧が上がったことで
タレントの西川先生も脳出血で倒れたから
疲れとかでも血圧上がるので
血圧が高いようだったら
脳神経外科か神経内科を受診して」
「通風なのでずっと
尿酸値が高かったのですが
薬で最近下がったけど
通風だと血圧を測った方が良いと
先生に言われ
血栓が出来たとき大変なんですよね?」
「何事も早い段階から見つかれば」
「筋腫があると言われたことがありますか?」
「ないです。
筋腫って子宮鏡検査でわかるのですか?」
「子宮鏡検査でわかるのは
子宮の内腔に顔を出してる粘膜下筋腫だけで
それ以外は超音波でわかります」
「じゃあないです」
「新鮮胚がちゃんと分割したかどうかは
26日の何時ころに見るのですか?」
「26日の朝に培養士さんが見て
写真撮ってくれて
採血と超音波をした時に診察して
その時に胚の状態と
どの胚にするか決めます」
「じゃあそこから融解して
移植までに間に合うのですね。
一時間くらいで溶けるのですね」
「卵は溶かしてから移植するまでに
培養の時間があった方がよいので
早めに来てもらいます」
「一番理想的なのは
新鮮胚と凍結胚が2個のうち
どちらかの移植ですが
万が一、溶かしたときに
卵が変性していた場合は
もう1個の凍結胚を溶かします」
「凍結胚は3月に採った卵と4月に採った卵は
どちらも7セルグレード3なので
どっちも同じですかね?
どっちを先に使うと言ったら
先に採った3月?」
「見え方は4月の方が良いです。
3/9に凍結した方は
ダイレクト分割と言うのが起きていて
普通は1個から2個→4個と分割していくけど
3/9のは1個から4個に分割しているので」
「4月の方が良いですね」
「そうですね。
少し妊娠率が下がるだけですけど」
なるほど~。
院長はどれも同じだから自分で選んで良いよと
素人の私に丸投げだったが
先生は詳しく説明してくれてわかりやすい
採卵は痛かったが
先生にお願いして良かった。
どの胚にするかは一番重要なところだ
看護師さんに呼ばれ、抗生剤と整腸剤と
エストラーナテープ、ウトロゲスタン膣錠をもらう。
「ご主人の血圧測るように指示がでてます」
なんと
頭痛があると言った夫くんの心配をしてくれて
血圧測る指示を出してくれるなんて
先生、優しい
お会計は216,768
やっぱり採卵の腕は院長が神の手並みだが
(今回は時間がかかってものすごく痛かった
卵としては問題ないはずなのに・・・)
診察は先生に診てもらって良かった
初めての新鮮胚移植
ワクワクして楽しみです
移植前にナマモノとカキ氷を食べ納め。
最後までお読みくださり
ありがとうございました