D13にあたる今日は採卵日。
今まで遺残卵胞しか採ったことがないのでD5やD7に採卵していたが
やっと排卵日前の採卵日らしい響き。D13。笑
採卵時間は10:45だが9:30に来てくださいとのこと。
夫くんは7:30に出て一旦職場へ行き、9:30に病院に来てくれた。
私は8:45に家を出て一人で向かう
9:30採精室予約なので夫くんはすぐ採精室へ。
私は10:05にやっと呼ばれボルタレン座薬を渡される。
夫くんは採精を終え戻って来る。
そこから10:50までずっと待つ。10:45採卵予定だったが遅れているのであろう。
これなら10時に来院でも良いのではないか?
9:30から10:50までの待ち時間は長すぎて飽きる
10:50に回復室Cへ。Cは初めての部屋だが、ロッカーの位置が窓側で良い。
恒例のこの部屋の絵は↓
新婚旅行で行ったハワイのダイヤモンドヘッドの絵。
回復室へ入ると夫くんがハグをしながら「頑張ってね」と。
可愛いことをしてくれる
ガウンに着替えここでも11:20まで待つ。
モニターに携帯を繋ぎハネムーンのハワイの映像を流してくれる。
2年前なのに私が若い 肌がパーンとしている
と言っても43歳なのでそう若くもないのだが・・・
11:20に処置室へ。
院長が来るのを待ち11:23開始。
左側の卵胞を採る予定だが初めて腰を左の方にずらしてくださいと言われた。
採りづらい位置にあるのかな?
11:30前に終了。
あれ?2個採ったかな?早いし1個しか採っていないような?
と不安になったが、診察の時にゆっくり聞こうとオペ中には聞かなかった。
終わったらいつも声をかけてくれるが、院長、メガネで疲れ切ったご様子。
(年末の採卵の時も疲れ切っていた)
今日はご夫婦での来院している人が多く、採卵する人が多いのだろう。
採卵時間が遅いほど、先生は疲れてしまう。。。と今気づいた。
今日は夫くんが一度職場に行かなくてはならず、早い時間は無理だったのだけど
これからは早い時間の採卵が良いのかなぁ。
回復室に戻り培養士さんが来るのを待つ。
精子の説明をされ、卵は1個採れましたと。
え2つ採るはずでしたが・・・
採卵の様子はわからないので診察の時に聞いてくださいと。
精子の所見がいつもよりだいぶ良くないので、あれれと思っていたら
夫くん、採精してる最中に電話がかかってきて、出たら間違い電話だったと。
そこでまた始めからやり直したと。
知らない番号なのに電話出たんかーい
しかも最中に
いつもの軽食、このマカダミアナッツ、好きすぎて成城石井で大人買いしました
なので家にもあるけど、やっぱり嬉しい
朝食を抜いているし、もうランチの時間だし腹ペコなのでパクパク食べた
着替えて待合室へ。
卵が1つと聞いて、どよ~んと気分が下がり
もう授かる気がしなく、不妊治療やめたいとまで落ち込む
こんなにお金をかけて、
自ら傷つくような試練を自分に課し
何のためにやっているのだろうか?
結果が出ない。出るところまで全然たどり着けない。
夫くんが手をつないで慰めてくれる。
今回はE2もFSHの値も良く
遺残卵胞でもないし
院長が採卵してくれるし
かなり期待していた
夫くん13時までに職場へ戻りたいが13:00にやっと診察。
卵が1個しか採れなくてごめんなさいね。
「E2の値を見ても2個あったと思うのですが」
「採り損ねちゃって」
「もう一度刺したら取れますか?」
「もう一度?」
「はい」
「う~ん、たぶん採れない。
10個あったとしても8個しか採れなくて100%じゃないから」
卵胞に針を刺して吸引して卵を吸い取るんだけど卵は見えないんです。
例えば掃除機でソファの下を吸い取るとき、見えないから
大体のゴミは取れるけど全部は取れない。
神の手でも無理」
「技術によるということですか?」
「そうね。下手な人だと6割しか取れないね」
↑こんな絵描いて説明してくれた。
右が卵胞に刺している図(上の方に卵)
真ん中が吸引して卵胞がぺっちゃんこになっている図(卵採れてない)
卵胞は26mmとかでも卵は0.1mm以下でエコーで見えない。医師は手探りで採るのでもどかしいと。
卵胞の中のの液を最後の一滴まで吸引したけど
(そこは院長は粘るらしい)
採れなかった。
これ以上、院長を責めても仕方ないので次の話題へ。
「この病院で子宮内膜炎の検査をして陰性でしたが
腹腔鏡手術をしてそこで初めて内膜症や癒着が見つかって
何もない人は稀なのですか?」
「そう。エコーでは見えないからね。腹腔鏡手術で見てみないとわからない。」
「私は卵管が詰まっているけど体外受精なら関係ないからと卵管を通してないけど
綺麗にしておいた方が良いのですか?」
「うん、全部繋がってるからね。
例えば家の中が汚いと・・・リビングだけ綺麗にしてもダメ」
「腹腔鏡手術の後のゴールデンタイムは永久ではなく半年くらいなのですか?
「うん、引っ越す前に家にダスキンに来てもらって
その後1年後に引っ越してもまた汚れちゃうでしょ。
ダスキンしてすぐ引っ越さないと」
「腹腔鏡手術すると汚れちゃうの?」
「そうじゃないけど。部屋も時間が経つとだんだん汚れてくるでしょ」
「なるほど。腹腔鏡手術の前にたくさん採卵しておいた方が良いのですね。」
「そうですね」
「前回の採卵の後、忘れて湯船に入ってしまったのですが。。。」
「気を付けてね」
「生理が来たらまた来院だと思いますが
遺残卵胞・・・」
「そうね。エストラーナテープ出すね」
診察が終わり夫くんは職場へ向かう。
夫くんから慰めのLINE

エストラーナテープと抗生剤と整腸剤をもらいお会計。
\205,087 終了時刻13:40。
お腹と背中がくっ付きそうだったので、こないだのロコモコのお店へ。
院内もハワイ、ランチのお店もハワイ、新婚旅行も。
採卵を終えてホッとしながらそんなことを考えていたら
隣の席に続々と人が集まって、昼間から宴会が始まった。
え!コロナは?緊急事態宣言中なのに?
初めましてと自己紹介しながら、どんちゃんしている。
採卵で疲れたのでゆっくりしたかったのに急いで食べてお店を出る。
不妊治療のリミットが迫っている私はコロナにかかるわけにはいかない
無印で食品を買い、激安ワンピースを見つけたので買って帰る
銀座なのにこの安さは不妊治療中の身にはありがたい
どんよりしてもう不妊治療をやめたくなったので
束の間の気分転換でまた元気になりました
私って単純で良かった
クリニックが銀座じゃなかったら真っ直ぐ帰って気分転換も出来なかっただろうなぁ。
院長が辛い不妊治療中に夫婦でランチでもして帰って欲しいから銀座に病院を構えましたとブログに書いてあったけど
確かに前は丸の内(大手町寄り)の病院だったので
真っ直ぐ帰るだけだったもんなぁ。
とりあえずは1個採れた卵の受精確認を明日して
また次の採卵に向けて身体とメンタルを整えて行こうと思います
採卵でお金遣ってるのにと思ったけど
モチベーションを取り戻せたので必要経費だったかな。
とりあえず、9月までは不妊治療を続けることが大事。
また明日から頑張ります