ベトナム【フーコック島】
南部ホーチミンから飛行機で直ぐ。
ビーチリゾートとして今や大人気。
フーコック島の名物は
•魚醤(ヌクマム)
•黒胡椒(ブラックペッパー)
ヌクマムといえば
もう17年前?ホーチミンとセットでフーコック島へ旅したときのエピソードは今でも忘れない。
ヌクマム事件
当時は未開発地のフーコック島。
ホテル脇のビーチまたはプールで遊び
雨の日は併設のサロンでマッサージ。
アクティビティはホテルのレセプションで勧められた
ヌクマム工場と黒胡椒農園の
見学ツアー
そのヌクマム工場で買った大瓶のヌクマムが
フーコックの空港で没収!
スーツケースの中に入れても手荷物も
飛行機搭載ダメでした。
ヌクマム工場では、もちろんヌクマムを販売しています。料理好きな私は、ベトナム料理を日本で再現したく大瓶に入ったヌクマムを安く2本購入しました。
日本では小さな瓶に入ったヌクマムでさえベトナム価格の数倍で高いイメージです。
ヌクマムをタオルでぐるぐるに巻き割れないように梱包。スーツケースに入れてフーコック島の空港へ。
エピソード▼
チェックインが終わりホーチミン行きの飛行機に搭乗前、空港アナウンスで呼び出しが。
なんだか私の名前をアナウンスされている??
ベトナム人が読み上げ、なまりのある日本語で
「〇〇〇〇〇〇」
やっぱり私の名前だわ。
(良く自分の名前を聞き取れた。)
騒いでいたら近くにいたベトナム駐在員の日本人男性が「事務所に来なさい。」と言っていますと教えてくださり、親切に一緒に事務所まで同行してくれたのです。
気まぐれな空港係員は私のスーツケースに映る瓶の影が気になったらしく飛行機に積まずに、事務所でスーツケースを保管し私を待っていました。
「これは何だ?」
「えっ、ヌクマム工場で販売してたヌクマムよ!
見ればわかるでしょ。
見学に行って購入したのよ。
ヌクマムを持ち帰ってはいけないなら何故売るのよ!
大瓶を日本で買ったら高いんだから〜。」
駐在員の方が交渉しても免除してもらえず
泣く泣くヌクマムをスーツケースから出す。
ガッカリ。
安かったとはいえゴミ箱に捨てられない。
こっそり手荷物にして再度検知器を通過。
やはり、そこの係員にもヌクマムを指摘される。
私は、ヌクマムがどうしても勿体無くて
空港まで送ってくれたホテルのドライバーを探しました。
するとフーコック島に到着のお客様を待っているらしく送迎車が駐車中。
ドライバーは居ないけど、窓が開いていたので
運転席にヌクマムを放り投げました。
「ホテルの厨房で使ってください。」と
願いを込めて。
搭乗口のロビーから送迎車を見守るとドライバーはヌクマムに戸惑っていた(危険物か?)ように見えましたが捨てるよりマシ!でした。
私のヌクマムを島内から持ち出しするのを禁止したのに搭乗口の土産売り場には沢山のヌクマムが販売されていました。
搭乗口で購入して手荷物オッケーならば
私のヌクマムも手荷物オッケーでしょ⁇
未だに疑問のヌクマム事件。
駐在員の方が、
「もし、アナウンスを聞き漏らして飛行機に搭乗してしまったら、私のスーツケースはフーコック島の空港事務所に置き去りだったでしょう。
ベトナムの係員は気分屋で適当です。」
と仰っていました。
私は運が悪かった…
実際にベトナムに暮らしてみて実感しています。
ハノイ ノイバイ空港でも適当な係員います。
ハノイから日本にヌクマムを持ち帰る際は、小瓶をしっかり梱包してスーツケースに入れてますけど問題無しです。
現在は、世界中から訪れる観光客で様変わりしたフーコック島。
島内の道路は整備されホテルが立ち並びレストランや観光施設で賑やかになりビーチリゾートを満喫できます。
17年前、初めて訪れた島は砂利道を牛が横切るのどかな田舎の印象でした。
横道を入るとオレンジ色の屋根のホテルが。
選ぶ余地もなく宿泊した
『ラ ベランダ リゾートフーコック 』は
当時から素敵なホテルで食事が最高でした。
何も無かったころのフーコック島も好きです。
あの時の光景とヌクマム事件は忘れない思い出です。
これから発展する場所だとフーコック島を勧めてくれた旅行会社に感謝しています。
ヌクマムは日本に持ち帰れなかったけど満足度高し。
スマホなんて無い時代で、別れたパートナーが写真を撮っていたので私の手元に写真がありません
下記の写真は現在のフーコック島。
長〜いロープウェイ。
フーコック島の黒胡椒をチョコレートに入れた
スパイスイシーなチョコレート。
オススメは
Pheva(フェバ)
ベトナム中部ダナンと北部ハノイで購入できます。
https://www.tabitabiwagamama.com/shop-vietnam/pheva