読み終えた本

 

来週までに読む本

 

 

 

 

昨日は

我が家での読書会の日でした。

 

 

 

課題本は

メアリ・ド・モーガンの

「風の妖精たち」

 

 

 

私の借りた本は

古い版のものでした。

 

 

古い版だと、今は使ってはいけない言葉が含まれています。

新装版が2007年ごろに販売されていますが、その部分は改訳されています。

 

 

天性のお話じょうずといわれたモーガンが,自分の家に集まってくる子どもたちを夢中にさせたフェアリー・テイルズ.風の妖精たちに踊りの秘術を習った粉ひきの娘,声をぬすまれた少年のために旅に出る少女の話,土の精と知恵くらべをする農夫の話など7編.豊かな想像力と人生への深い愛情で,読者を空想の世界へと誘います.

(岩波書店HPより)

 

 

 

「風の妖精たち」新装版もペーパーブックは

現在は販売されていません。

電子書籍は販売されているようです。

 

 

7つの短編集で作られたこの本。

「風の妖精たち」

「池と木」

「ナニナの羊」

「ジプシーの杯」

「声を失ったオスマル」

「雨の乙女」

「農夫と土の精」

 

1番目の本のタイトルにもなった

「風の妖精たち」を

数ページ読んだら、この物語、私、好きだわと感じました。

 

妖精の出てくる物語。

おはなしが美しい

挿絵も美しい。

 

 

120年ほど前に紡がれた物語は

古臭さを感じず、

ファンタジーの世界へいざなってくれる。

 

訳がまた美しいのです。

 

この本を訳したのは矢川澄子さんですが、

私、この方の訳、上品で美しくって好きなのです。

 

福音館書店から出版された

『ねえさんといもうと』

『ハイジ』も矢川さんの訳です。

 

 

読書会のメンバーも

 

美しい作品

訳が美しい

挿絵が美しい

 

 

と同意見でした。

 

どのお話も素敵なのですが、

 

その中で

どのお話が好き?

って話題になって

 

「農夫と土の精」を上げる人が三人。

 

「池と木」が一人。

 

 

私は

「風の妖精たち」

「池と木」

 

が好きでした。

 

 

モーガンがおはなしをしてくれるのを

聞きたかったね〜なんて、

 

夢見心地な意見も通じる読書会。

 

 

電子書籍ででも

子どもたち、若者が出会ってくれたらいいなあと

思う色褪せないファンタジーの世界でした。

 

メアリ・ド・モーガンは3冊の本を出版しています。

メアリにとってお話は聞き手がいなければ生まれないものだったようです。

 

『風の妖精たち』の他に

 

『針さしの物語、その他』(日本では『針さしの物語』として出版)

『フィオリモンド姫の首かざり』

 

です。

 

近くの図書館にあるようでしたら、

是非手にとって

妖精物語の世界を楽しんでいただきたいと思います

 

 

 

 

 

10月初め(来週だけどまだ読めていない💦)の

読書会は

大竹英洋さんの

「そして、僕は旅に出た。」

 

10月下旬の

我が家での読書会は

ローラ・インガルス・ワイルダーの

「農場の少年」

 

です。

 

追伸 本の連絡していなくてごめんさないアセアセガーン