先日
スケジュール帳の年間スケジュールのページに
観劇や展覧会などに行った記録を
書き込みました。
それを
見るだけで
行けたことの感謝と
観られたことを思い出して
豊かな気持ちになれる♪
それらは
私を満たしてくれているから。
例えば、
食べたものの名前とか
読んだ本のタイトルとか
畑で採れた野菜の数とか
そんなのを書いても
豊かですよねー。
さてさて、
国立新美術館で開催されている
「マティス 自由なフォルム」に行ったのは3月のこと。
会期は5月27日(月)までらしい。
美術館の建物のなんと美しいことか♪
曲線の建物ってなんか好き。
向かいの建物に映り込んでいるのも好き。
入り口で床にスマホを置いて撮影されている方がいた。
見上げると、
あーここにも美しく面白い景色があった。
さて、マティス展。
去夏、東京都美術館で開催された
マティス展に行ったのですが。
記事にしてると思ったら、書いてなかった笑
私の中で
マティスとモディリアーニって
(曖昧でかつ私の解釈ですので、違っていたりしたら、優しくご教示ください♪)
2人とも病気になって、
お母さんに絵を描くのをすすめられて
美術学校に行って、
色々試して
自分の作風を積み重ねていった
って、ところが似てるなーって
思ってて、
もちろん作品のあり方が違うのだけれど、
作品が醸し出す空気が違う。
マティスって
私が勝手に感じているのかもしれないけれど、
色の使い方のせいか
ベクトルがポジティブの方向に向いている。
(モディリアーニは産みの苦しみや葛藤が作品から
滲んでいるイメージ)
もちろん、
マティスは
歳を重ねて
大病も患って、と、
私が知る由もない
苦痛なこともあったかもしれないけれど、
マティスが与えてくれた
作品からは
陳腐な言葉だけれど
「元気がもらえる」
圧巻な作品も
心を明るくしてくれる
温かく包んでくれる
観ていて楽しい気持ちになる。
ワクワクした心持ちになるというか。
今回の
「マティス 自由なフォルム」は
切り紙絵に焦点を当てた展覧会ですが、
もちろん切り紙絵だけでなく、
初期の作品や油絵もあって
段々と作風が変化していく様子がみられた。
マティスの
自由に試してみよう
変化してもいいじゃん
って幾つになっても
変わっていく自由さが
作品から伝わってくる気がする。
私たちって
意外と
変化することに躊躇したり、
怖れたり、
はたまた周りの目を気にしたりするけれど、
自由に試したらいいんだよー
ほらこんな感じ。
って、作品で届けてくれている。気がする。
柚木沙弥郎さんもそうだったなー。
「花と果実」
こちらの作品は初来日らしい。
文藝春秋の表紙にマティスなんて、なんと贅沢な!!
今回、ニースにある「ロザリオ礼拝堂」が再現展示されていた。
日が昇って沈むまでの様子が作られていた。
ステンドグラスの出す色合い、動く変化は綺麗だった。
それを、日本にいながら体験できるのはありがたいことだ。
しかし、
私は昨夏の「マティス展」で紹介されていた
ニースの「ロザリオ礼拝堂」の映像の方が
なぜか好きだった。
なぜかわからないのだけれど、
光の感触? かな?
けれども、日本で疑似体験できるのは
凄いと思う。
昨年、
モネの作品に会いに
念願のパリに行ったけれど
その時、どっか足を伸ばす?
と娘と話した時、
彼女が「ロザリオ礼拝堂は?」って言って、
ニースまでの行き方を調べたけれど、
日程の都合もあって断念した。
「ニースへ行こうよ、シャロンを…♪」
と、宝塚の演目、「琥珀色の雨にぬれて」も
ニースが舞台だったよね、
と、話しながら、諦めた。
作品が世界のどこからか
やってきてくれる展覧会のありがたさよ。
そのおかげで、今年もマティス(の作品)と出会えた。
昨年の
東京都美術館の
マティス展で購入した
レモンカード(イギリス発祥のスプレッド(塗り物)。)が
とっても美味しくって、
マティス繋がり笑 で売ってないかな?と探したけれど、
やはり売っていなかった(そうだとは思っていたけれど)。
本当に美味しいレモンカードだったの。
あのレモンカードのようなレモンカードに
出会えますように