先日は
今年最後の読書会でした。
課題本は
「火曜日のごちそうはヒキガエル」
ラッセル・E・エリクソン 作
ローレン・ディ・フィオリ 絵
佐藤京子 訳
評論社
ウォートンとモートンは、ヒキガエルのきょうだい。ウォートンはそうじがだいすき、モートンは料理がだいすき。二ひきは、なかよく、土の中の家でくらしています。冬のある日、ウォートンは、おばさんをたずねることにしました。「ようく、ようく気をつけるんだよ」モートンはしんぱいそう。ウォートンがスキーですべっていくと、雪の上に黒い影!見上げると、ミミズクが、大きなつばさを広げて…。
と
「はじめてのクリスマスツリー」
エレナー・エスティス 作
渡辺茂男 訳
岩波書店
マリアンナは,小学5年生.もうすぐクリスマスなので,胸を躍らせています.モミの木のツリーがほしくてたまらないのですが,ママはなぜか許してくれません….船に住む同級生の少女との友情を織りまぜながら,美しいものに憧れるマリアンナと妹思いの兄ケニイの心情をていねいに描いた,しみじみとしたクリスマス物語.
「火曜日のごちそうはヒキガエル」は
みみずくに捕まってしまったウォートンがどうなってしまうのか
気になって読み進めていった、
いい読後感だったと
みんなの意見は大筋
一緒でした。
「はじめてのクリスマス・ツリー」は
色々感想が出ました。
エレナー・エスティスの作品は
優しい作品の中に
ちょっとした子どもの気持ちや
風刺がさりげなく描かれたりしています。
それがすごいところなのですが、
今回の
「はじめてのクリスマス・ツリー」は
お母さんが
頑なにクリスマスツリーを飾ることを
許可しないところが納得がいかない人(私を含む)
(お母さんは他の家がしているからって同じことは
我が家ではしないっていう理由でクリスマスツリーを飾らないのです)
お母さんの筋の通った考え方を理解する人
お母さんのことはあまり気にならなくて
マリアンヌとその友達アリーのやりとりが
子供らしくて楽しいと感じて楽しめた人
と
色々意見が出て
これこそ、読書会のいいところで
そのやりとりから
気づきが生まれたりするんですよね。
だから読書会、楽しいです♪
クリスマスの日にあった読書会は
「クリスマスの好きな本」をそれぞれが
紹介し合って、
そして
クリスマス会の雰囲気もあって
(いつもより食べ物が多かった笑)
楽しい時間でした。