クリスマス
世界で愛溢れる日
クリスマスの絵本はたくさん出版されています。
小学校の図書室の平置きコーナーに
12月は「クリスマスの本」を並べました。
冬休み前、
この平置きコーナーの本を
子どもたちがたくさん
借りてくれたと聞き、
嬉しかったです。
クリスマスの本だけで
クリスマス児童書談義ができそう♪
本好きの誰かと話せるといいなと
ふと思いました
クリスマスの絵本
色々ある中で
この本が好き
「ちいさなもみのき」
マーガレット・ワイズ・ブラウン さく
バーバラ・クーニー え
かみじょうゆみこ やく
福音館書店
小さなモミの木は、ある日、男の人によって掘り出され、ある家へと運び込まれました。
その家には病気で歩けない男の子がいました。
男の子とモミの木はクリスマスを一緒に過ごします。
冬が終わるとモミの木はまた森に返されます。
それから何年も、モミの木は男の子と共にクリスマスを楽しく過ごしました。
けれど、ある冬、いつになっても男の人は、モミの木を掘り出しにはきませんでした…
心温まる
静かなストーリーです。
マーガレット・ワイズ・ブラウンのおはなしに
バーバラ・クーニーの絵が
ぴったりあっています
しんしんと降る雪
その中で聞こえるクリスマスキャロル
この本の世界が
聴こえてくる
そんな感じを受けます
小学校で
この本を読んだ時は
この本の
空気感と同じように
静かな空気が
クラスに流れた記憶があります
文中の
クリスマスキャロルを
私は
歌えないので
読み聞かせの時は
朗読します。
♪
おークリスマスツリー
おークリスマスツリー
みどりのきよ とわに ♪
最後はこのクリスマスキャロルで
おはなしは終わるのですが
この文章が
昨日ふと思い出されて
今日
この
「ちいさなもみのき」を
ご紹介したいと思った次第です