今日は
小学校での読み聞かせでした。
この時期は
クリスマスの本を読もうかな
と思うけれど
瀬田貞二さんが再話され、
赤羽末吉さんが絵を描かれた
「かさじぞう」も読みたくなるのですよね。
大晦日の話だから
悩んだけれど
やっぱり
クリスマスの本にしました
「こねこのウィンクルとクリスマスツリー」
ルース・エインズワース 作
上條由美子 訳
さとうゆうすけ 絵
福音館書店
子猫のウィンクルは、母さん猫ときょうだい猫と一緒に暮らしています。
冬のある日、猫たちの住む屋敷に、
立派なクリスマスツリーが置かれました。
ツリーにさわりたがる子猫たちですが、母さん猫に止められてしまいます。
がまんのできないウィンクルは夜中にこっそり寝床をぬけだして
ツリーにのぼりはじめたのですが――。
小さな子の感情の機微を丁寧に描いた、
お話の名手エインズワースの原作を、美しく重厚感のある絵が彩ります。
(福音館書店HPより)
「こすずめのぼうけん」
「ちいさなろば」などの作品を手がけた
イギリスの作家 ルース・エインズワースの作品です。
エインズワースの作品は、
イギリスのBBCで放送されていた
人気ラジオ番組“Listen With Mother”(1950~1982放送)で
親しまれていました。
1961年イギリスで世に出た作品が
2021年に日本で本になりました。
訳者は私の尊敬する
そして大好きな
上條由美子先生(本名上田由美子先生 )♪
今日は2年生の2クラスで
この本を読みました。
教室で読んだ後
図書室に移動するのですが
図書室に飾ってある
クリスマスツリーには
偶然にも
ウィンクルの住んでいる屋敷の
ツリーと同じく
赤い玉や
妖精の人形(学校のは天使ですが)が
飾ってあり
図書室に入ったら
子どもたちが
クリスマスツリーを
見て
赤い玉や天使の飾りを
指差したりしていて
本の世界と
自分たちの世界が
繋がっているのを感じている
子どもたちの様子を
嬉しく感じました♪
4時間目に読んだクラスは
5時間目が
クリスマス会だそうで
黒板に
クリスマス会の文字と
サンタやツリーの絵が
描かれていました。
この黒板を見た時、
今日の本を
「かさじぞう」でなく
クリスマスの本にして
よかった♪
と
密かに
胸を撫で下ろした私です