こんにちは
ようやく
足を運びたいと思っていた
展覧会に行くことができました
♪
美術館「えき」KYOTOで
開催されている
「柚木沙弥郎life・LIFE」展に
行ってきました。
私が柚木さんを
知ったのは
数年前の日曜美術館の
アートシーンのコーナー
柚木さんの生活や
創作風景が紹介されていました。
柚木さんが
家にあるオブジェを
「これ、かわいいでしょ」と
紹介していて
世界を旅した時に
購入した置物やオブジェが
柚木さんの一部として
存在していて
柚木さんのおうちは
柚木さんの宇宙のようでした。
今回の展覧会でも
柚木さんの愛するオブジェたちも
展示されていました♪
これらが日常に
溶け込んでいるんですよね。
本当に素敵♪
その番組から
滲み出る
柚木さんのお人柄に
惚れてしまい、
柚木さんの展覧会に行ってみたい!
と思ったのは2年ほど前
当時は
東京はちょっと遠いし、と思って
あと巡回しているところも少し
行くのに不便だなと思って
行ってなかったのです。
ようやく
この度
京都で展覧会があると知って
行きました!!
版画、絵画、染色、そして絵本の挿絵など
展示されていました。
すべての作品撮影OKという
なんと懐の深いことか
惜しげも無く
届けてくれる
ありがたさよ!!
私、この絵本持っています。
「おふねがぎっちらこ」のわらべうたが
好きで
この本を購入したのだけれど
原画が柚木さんだったとは
気づいてなかった
谷川俊太郎さんと
作られた
「そしたらそしたら」は
ユーモアと愛に
溢れた
作品だった
柚木さんは
21歳の時に学徒動員され、
22歳の夏に
静岡の海軍基地で終戦を迎えたそうです。
柚木さんの胸の中には
戦火に散った友人たちの分も
自分は何かしなくてはいけないという
想いが常にあるそうです
(展覧会会場の柚木さんの紹介に書いてありました)
この紹介を読んだからかもしれませんが
私の勝手な想像ですが
この「そしたらそしたら」には
平和でなかった時に
はばかられたであろう
楽しさ
面白さ
ユーモア
笑い
ちょっと馬鹿げた(褒め言葉として使っています)とこ
そして
自由
が溢れていて
この絵本から
平和を
感じました。
平和を謳歌していいんだよ!!
って感じ
ただただ
面白おかしいだけでなくて
そんな風に
この本から
感じた自分に少し驚きました。
染色作品コーナーは
柚木ワールドを
より感じる空間
もうここに
宇宙がある感じ
作品からの力強さを
感じて
ここで泣きそうになってしまいました
テレビでも拝見した
「いのちの樹」(2020)
この作品は
本物もやっぱりいい!!
柚木さんの写真も会場で流れていたのですが
やっぱり
素敵な方だなあと
柚木さんは
今年100歳になられましたが
今も創作活動をなさっていらっしゃいます。
展覧会の図録を購入しましたが
その中の柚木さんの言葉に
「どんな歳になってもできることはあると思う」
とありました。
自分の人生
何かをしたいけど
諦める
よりも
できる形でやってみるのもよし
とことん
生きたい
今はそう感じます
一緒に行った清己さんも
記事になさっています♪
来年1月13日から4月2日まで
日本民藝館で
「生誕1:00年 柚木沙弥郎展」が
あるそうです。