この時期になると

2019年は

私の大好きな作家

アストリッド・リンドグレーンの故郷

スウェーデンに行ったことを思い出します。

 

 

スウェーデンには

いいタイミングで行くことができたと思っています。

 

 

 

 

 

過去の思い出を振り返り投稿しよう

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私はスウェーデンの作家

アストリッド・リンドグレーンが好きです。

 

 

 

リンドグレーンの作品で

有名なのは

「長くつ下のピッピ」

 

 
 

 

こちらは日本で最初に訳された本

1964年に大塚勇三さんの訳、桜井誠さんの絵で岩波書店から出版された。

 

 

 

 

 

こちらは1945年スウェーデンで出版された本と同じ

イングリット・ヴァン・ニイマンさんの挿絵で

2018年に岩波書店から出版された。

訳者は菱木晃子さん。

 

 

 

リンドグレーンが

好きなのは

 

 

子どもに沿った作品を作る作家だからというのと

 

年齢を重ねても子どもの心を

忘れないチャーミングな方だから

 

 

 

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木に登るアストリッド

何歳なのかしら?

 

 

 

 

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この本の

 

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裏表紙のこの写真がとても好き!!

 

 

 

この写真から

(もちろん彼女の背景を知っていることもあり)

彼女に

親しみと

憧れと

他にもたくさんのなにか(笑)を

感じています。

 

 

ただただ

おもしろ可笑しい

子どもの心のわかる

作家なのではなく、

 

 

平和や民主主義のために声をあげ、

あらゆる暴力に異を唱えた人でもあります。

 

 

1978年ドイツ書店協会平和賞受賞の際の

スピーチでは

暴力や権威主義、

特に子どもたちがもっとも被害を受ける

家庭内暴力の問題について訴えました。

 

 

このスピーチを行うにあたっては

議論を呼んだそうです。

 

 

 

当初、

リンドグレーンは

主催者側から

授賞式のスピーチの内容の変更を

依頼されたそうですが

 

 

このスピーチができないなら

授賞式への参加を見合わせると

はっきりと答えたそうです。

 

 

結局スピーチをそのまま

することとなり、

 

 

 

そのスピーチの内容を

今、私たちも目にすることが

できます。

 

 

 

(スピーチが1冊の本になりました)

 

 

 

子どもへの暴力のエピソードが

頭に残っていますが

 

 

今、手元にあるこの本を開くと

今の時代に

恐ろしいほど当てはまる文章が

綴られています。

 

 

 

 

リンドグレーンが作家になる以前

一人の主婦が綴った日記の本も持っていますが

これも今の時代に

重なるものが多くて

(フィンランドが侵攻された話とか)

読むのが苦しくなって

途中でやめています。

 

 

 

 

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夏のこの時期だから

今だから

楽しい思い出を最初綴っていたのに

なぜか話が流れて流れて

暴力の話に

つながったのかも…しれません。

 

 

 

 

 

 

私たちは

考えても

変えられないことが

たくさんあるけれど


 

 

私は

日々楽しく過ごせる

延長に

忘れてはならないことも

繋がっていて

それを常に意識している訳ではないけれど

でも繋がっていることは

忘れてはいけないと思っています。

 

 

 

日々の自分の過ごし方で

争いを起こさないよう

 

変えることは

 

努めることは

 

できるのだから。