こんにちは。
今日は中秋の名月ですね。
今日は8年ぶりの満月だそうで
観られるといいなと思っています。
昨日の月(待宵月と言うそうです)も
とても綺麗でしたよね。
月の出てくる本は色々あるけれど
この時期に思い浮かぶのは
この本。
この本は過去に2回記事にしている。
この本と初めて出会った時、
淡々と話が進んでいくこの本の
面白さとか良さが全然分からなかった私。
今は本の中にある淡々と流れる時間が心地よい。
声に出して読んでいる私が心地よい!
声に出して読んでいる私の心が落ち着く!
それに気がついてからは
読み聞かせするのもされるのも
好きになった本。
世の中には
寝かしつけの本、
寝ないといけないと子どもを少々脅す本、
早く寝てほしいと思う親御さんのことを考えて
作られた本もあるけれど
寝かそうと思ったら
残念ながら
子どもって意外と寝なかったりしません?
怖い本読んだら、怖い怖いって
興奮して寝られなかったりね。
(布団に潜って寝ようとする娘の姿は可愛いかったけれど)
娘が幼稚園〜小学生の時、
一緒に寝落ちしたらしたで良い、
と思って読み聞かせしていた時、
この本はとても心地よかった。
無理に寝かすよりも
心地よくなって寝る本が私は好きだな。
これも以前も書いたけれど、
マーガレット・ワイズ・ブラウンの書いた
美しい言葉を
瀬田貞二さんが絶妙な日本語に訳されていて
短い言葉の中に
美しさを感じる。
瀬田さんが言葉を選び抜いてくれたからこそ
感じられる美しさ。
あ〜たまりません!!
「寝る前に読むのもオススメの本です」
と育児サークルで紹介して読み聞かせした時、
普段育児サークルのお部屋の中を
走り回る元気な子が
この本の前に座り
じっと聞いているという
経験を何回かしたことがあり、
この本の子どもを引きつける力を感じてから
さらにこの本を届けたいと
思っています。
最後に2016年の記事に書いていた言葉を
紹介します。
これは
私の中で今も変わらぬ想いです。
絵本は子どもたちが初めて出会う絵画、芸術です。
どうぞお母さんお父さん、
美しい絵、美しい言葉の絵本を選び、
子どもたちと絵本の世界を
楽しんでください。