こんにちは。

日々の暮らしを楽しみませんか?

兵庫県相生市のライフオーガナイザー大西典子です。

 

 

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先日、姫路市立図書館で開催された

絵本作家の甲斐伸枝さんの講演にうかがいました。

 

甲斐さんのおはなしを聞く機会はこれで3回目。

 

 

 

この時は2回目ですね。

 

 

 

2回目の時、サインをもらっているところ

 

 

甲斐さんは絵本を書くのに「子供騙しの本はだめ」と以前おっしゃっていましたが、

その際、児童文学者の瀬田貞二さんからも子どもの本について助言をいただいたことがあるとおっしゃっていました。

 

 

甲斐さんの絵本の根源に瀬田さん(私の大好きな児童文学者です)も影響しているのは感じられる。

 

 

売れればいい本ではなく、

子どもに正面から向かい合う本。

 

 

 

それは甲斐さんが絵本を描く際に自然と向き合う姿にも通じていると感じます。

 

 

心を遊ばせ、全身を緊張させる。

自然に対して耳を傾けないと聞き逃す。

50年かかって自然からその心がけを忘れてはいけないと教えられた。

 

 

今回のお話しでそうおっしゃっていたのを聞いた時は、

どういうこと?って思って、全くわからなかった。

 

 

でも、今ふと「心を遊ばせ、全身を緊張させる」というのは

 

心をリラックスさせて、五感で感じるってこと

 

と、思った。

 

 

毎日忙しく過ごしていたらそんな時間も取れない。

 

子どもたちも忙しくしてたらそんな感じることもできにくいかもしれない。

 

 

でも、私は忙しい中でも、

ふと今ある風景に目をやれる瞬間をもっていたい。

それだけでとても満たされるから。

 

 

忙しい忙しい、ないないない、って思っていても、

ふとした瞬間に心を満たしてくれる瞬間はあると思うから。

 

 

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こんな風景も私を満たす。

 

それに気がつけるか気がつけないか。

 

 

 

あ〜、そうか、甲斐さんのおっしゃったこと、

 

心を遊ばせ、全身を緊張させる。

自然に対して耳を傾けないと聞き逃す。

50年かかって自然からその心がけを忘れてはいけないと教えられた。

 

 

それはあるということに目を向けるということ。

 

 

なのではないかな。

 

 

今回私の甲斐さんのお話しは

説法のようにも聞こえた。

深かった。

 

 

甲斐さん、ありがとうございました。

 

 

【おまけ】

先日片づけ作業にうかがった際、

倉庫の作業だったのですが、あしながばちが一匹おりました。

それを外に逃がしました。

昔の虫嫌いの私ならばそんなことできませんが、

甲斐さんの「あしながばち」を読み、そして相生で長く暮らしている私は

あしながばちにも親しみを感じるようになりました。

甲斐さん、ありがとうございます。

 

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