こんにちは。
日々の暮らしを楽しみませんか?
兵庫県相生市のライフオーガナイザー大西典子です。
先日、友人が我が家に来ました。
相生は食事に行くお店もあまりなく、
その日の昼食は我が家で準備しました。
普段自分の料理の作り方や野菜の切り方なんてそんなに気にしないけれど、
「酢の物のきゅうりが細く切ってある」
と、友人が言ってくれました。
大黒裕佳子さん撮影
酢の物は左端にちょろっと映っています。
その切り方は、伯母が30年くらい前に教えてくれたもの。
料理によって、口当たりや味の染み込み方を考えてそうやって切っているのだと教えてくれました。
伯母の教えが私のものになっていたのですね。
伯母は料理上手だったので、私はよくご飯を食べに行っていました。
伯母の食事はお膳にいくつもの料理がのっているのですが、
料亭のように美しいお皿に美しく盛り付けてあって、そして美味しくて。
伯母の料理上手のルーツは伯父らしく、
伯父が、「今日はこんな料理があった」、とか「こんな風に盛り付けてあった」とか外食していいなと思った料理のことを事細かに話をしていたそうです。
もちろん一緒に食事をしに行くこともあったそうで、それらが伯母の地肉となったわけです。
私は外食の時に食事を写真で撮るのはあまり好きではありません。
でも、きゅうりを褒められて思ったのは、
外で食べる食事の中には
美しいものがたくさんあるし、普段私がしないような盛り付けもあったりする。
それを伯母のように料理や盛り付けのヒントにしたらいいのではないのかな?と。
記憶は残念ながら消えてしまいやすい私なので、今の時代だからこそ写真で残せばいいのではないかな、
そう思ったのです。
これからは迷惑でない限り、記憶に残したい食事は撮影しようと思います。