こんにちは。
兵庫県相生市のライフオーガナイザー ®︎
大西典子です。
前回に引き続き、先日の図書館の勉強会で私が好きだと紹介した本を紹介します。
私の好きな本たち。
もう並べたら紹介したくてたまらないので紹介します。
全部児童書ですが、本当に大人が読んでも読み応えのある本ばかりです。
下段右側は『ともしびをかかげて』
作家はローズマリー・サトクリフ。
イギリスの歴史小説で力強い書き口なので男性の作家さんと思いきや、
サトクリフは女性。
古代ローマ四部作の中の一冊。
主人公アクイラ、そして他の登場人物の人生も波瀾万丈で、
様々な伏線が絡み合い、様々な出来事に3回読んでも涙し、
人生とは?と、考えずにはいられない一冊。
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ともしびをかかげて〈上〉 (岩波少年文庫)
756円
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ともしびをかかげて〈下〉 (岩波少年文庫)
734円
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下段左側の本は『クラバート』
この本は『千と千尋の神隠し』の制作時に参考にされた本。
重々しい雰囲気のある物語にドイツ文学の重みを感じるけれど、
エンディングに続くまでの道のりが、そして、エンディングでは純粋な愛って美しいものだと思わずにはいられない気持ちと安心感がもたらされる本。
『大どろぼうホッツェンプロッツ』とは全く違う作風。
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クラバート
1,728円
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私はhow to本を読んだりすることより、
文学作品など芸術、そして自然の美しさに触れることの方が
色々と感じ、考える機会が与えられて、自分と向き合うこととなります。
そして、考えることで心が育まれると感じます。
本を読むことは私にとって好きなことだけれど、
結果的に自分と向き合い、思考の整理をするのにも役に立っていると思います。
児童文学ですが、本当に読み応えのある本。
よろしかったら手にとってみてください。