1日中雨の相生市です。
台風の影響で
午後になって風も雨も強くなってきました。
台風の恩恵(?)で
久しぶりに家族3人家にいます。
とはいえ3人で何かするわけではなく
3人でするのは
選挙に行ったことと
ご飯を食べることくらい。
普段朝から晩まで娘は家にはいないのですが、
いることで何となく嬉しく感じている私がいます。
ホットチョコレート飲みたいと言われ、
ほいほい作ってしまう私(;^_^A
彼女がいるともちろん嬉しいですが、
母だからといって彼女の生きる道を
邪魔したくないと考えています。
以前、ストーリーテリング(素話)で覚えたことのある
『ラプンツェル』。
(ディズニーの話は少し違うよ)
ラプンツェルの話は
(かなり大まかな紹介で申し訳ないけれど)
あるところに夫婦がいました。
ある日、身ごもっている妻が隣の魔女の家に生えているラプンツェル(チシャ)が
食べたいと言ったので、夫が盗みに入ったところ
魔女に見つかってしまいます。
魔女は今回は許すが、次に盗んだ時は身ごもっている子供をよこすように言います。
そして、夫はチシャを欲しがる妻のために再びチシャを盗みに行ってしまい
魔女に見つかってしまったので、
生まれた子供は魔女に連れて行かれてラプンツェルと名付けられ育てられます。
塔に閉じ込められて育ったラプンツェルですが、
ある日、塔に登っていた王子様と出会い、
今まで育ててくれた魔女を裏切り、塔を去ることとなります。
最後は王子様と幸せに暮らせるのですが、
それまでにもう一つ展開があります。
大切に育ててくれた魔女を裏切るなんて魔女がかわいそう!
と思う人もいるかもしれないけれど
(大切に育ててるけど、監禁はしてる)、
ラプンツェルは自分で自分の人生を選び取った。
話と言われています。
以前ストーリーテリングの講座で語った時に
講師の先生から
「大西さんの魔女は怖くないわね」
と言われたことがあります。
語った当時、
私は置いていかれた魔女を気の毒に思っていたので、
きっとその想いが魔女を語るときに表れていたのだと思います。
それから数年後のある日、
ラプンツェルは自分の人生を選び取ったのだと
ラプンツェルの視点で話を見れるようになった時
(勉強会に参加して意見交換などでそう思えるようになったのですが)、
ふと魔女の立場を考えると、
魔女は大切なラプンツェルを自分の元に置いておきたい
塔の中にずっと(子供を)囲っておきたい
母親なのでは?
と気がつきました。
その時、私は魔女になりたくない!
と思ったのです。
といっても、
私の中に魔女はもちろん存在しています。
消えることはないでしょう。
でも、私もラプンツェルになりたいし、
彼女にもラプンツェルになってもらいたい。
娘がラプンツェルになるには
私がラプンツェルになることが大切と思っています。
魔女もほどほどに。
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