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竜王戦第1局

竜王戦第一局において、羽生名人の二枚がえをされつつも、△6四角にて攻めが切れていたあの将棋に感動し、

前回の文を書いたのだが、あの▲2三角は本当に悪手だったのだろうか?疑問に思っている。

米長発言の中に▲4三金とは打たない次の一手で、勝敗が決するとの発言の後、渡辺竜王が4三金と打ち

△6四角以降は名人の何とも表現できない感嘆の指し回しで勝負は決した。

疑問に思うのは▲4三金に代わる手はなかったのだろうかということ。

勝負を盛り上げることにかけては、非常な名解説者米長会長は何かあることを見越して先の発言をしたのでは

ないだろうか。米長氏はどんな局面が見えていたのだろう。

あの辺りの局面が以降の勝負の流れを決めているように思う。



趣味で指しているので本当に良い手か分からないけれど▲4五桂△同歩▲4四歩は駄目なんでしょうか?

穴熊が生きそうだし5三をめぐる戦いにもできそうだし・・・

将棋界の哲学者


渡辺竜王と羽生名人との初代永世竜王位をかけた7番勝負は、現在名人の3連勝と圧倒している。

その内容もまた記事等を読んでみると、勝負どころの場面において羽生名人の読みが深く、中途において

優勢を得そのまま勝利をものにしている。

感動なのは渡辺竜王が常識的に優位と思われる踏み込んだ手を見せた後、名人がその常識を覆す好手を指し

今までの3戦を勝利に結び付けている点にある。

一見良いように見えて踏み込んでみれば、それが実は悪手である、というのは竜王にとって見れば敗北感が一杯なのではないだろうか。すなわち完全な読み負け。

羽生名人は常識的に悪い局面のそのまた未来の局面を想像し、渡辺竜王は常識的に優勢であろう局面にとびこみ敗北した。羽生名人は恐ろしい、そして深い。

羽生名人の強さは通常、常識的に切り捨てるのその向こうに何かがあることを感じ、その筋をさらに深く読み勝利への手を指すことにある。将棋の真理を追求する姿は古代ギリシャの哲学者を思わせるのである。


とはいえ、勝負はまだ決した訳ではないので面白い第4戦を期待してます。