おはようございます、

青木美由紀です。

 

秋も深まり紅葉が綺麗〜なんて、あっという間に紅葉も散り秋も過ぎ去ろうとしています。

今年1年も早い・・・

 

先日、飲食店経営されている方から

「キッチンと玄関に盛り塩をしているんですが」どうですか?とご質問がありました。

 

もともとのご質問は

「今までキッチンの窓から外の光が入ってきていたのだけど隣接の新築ビルによって光が入らなくなりました。なのでキッチンと玄関に盛り塩をしたのですが大丈夫でしょうか?」とのこと。

 

明るさの取り扱いについて風水上影響は大きいです。

その場所に良いエネルギーが巡っている場合はその明るさを活かさなければもったいないです。

反対に、否定的なエネルギーの場合はもったいないですが生かさないほうが賢明です。

 

これはご依頼の物件の図面と方位を確実に測るより仕方ありません。

ということで今回は盛り塩についての2つの説、内面的要素・物質的要素について。

次回は基本的な方法をお伝えします。

 

 

盛り塩は諸説あります。大きくは2つで

・浄化作用

・商売繁盛

 

 

 

浄化作用という内面的な塩

 

浄化作用という内面的な塩は神道からのお清めの塩です。

古事記にイザナギノミコトが黄泉の国にいるイザナミノミコトに会いに行き戻った時に海水で穢れた体を清めるために洗う塩禊からきています。これは神道の話で蘇り(黄泉がえり)です。

穢れは汚れではありますが「よくない状態」のことで=気枯れとのことです。

大切な人を亡くした悲しみや喪失感などから「気枯れ」となり生命エネルギーが枯渇してしまうことを回避し再生させるという役割。

亡くなった方を冒涜したり死者の邪気払いなどではないことはお伝えしておきます。

 

また、お葬式などで小さいお塩をいただき自宅玄関に入る前など自身に使用しますがこれは死を不浄のものとし清めるための塩でした。

最近はいただかないことも多くなりましたが、これは仏教で「生と死を一つの世界と捉え誰でも浄土に行くのだ」という本来の宗旨に基づくことからそのような動きになっているそうです。

 

昔は今のように亡くなった方をきちんと見送ることもできませんから腐敗という伝染病や災いを避ける直接的な理由から「死」が生きている人間にもたらすことから身を守るため塩を使うケースもあったと聞きます。

 

塩は私たちにとっての源であり外側からも内面からも切れない存在なのです。

 

 

商売繁盛という「盛り塩」

 

商売繁盛という「盛り塩」もまた諸説あるそうですが私の知っている説を。

昔の中国の皇帝には多くのきさき、世話係といいますか、その数およそ3,000人とも。

通い婚という慣習で皇帝の為にたくさんの美女が別々に住居を構えていたため皇帝は毎夜気分によって1人の女性の元を訪ねていました。

女性たちとしては待っても待っても来てくれない事も当たり前ですので、何としても来てもらいたい、皇帝を独り占めしたいと考えていました。

 

そこである賢い女性は牛車に目をつけました。

皇帝を乗せた牛車が自分の家の前で止まるよう塩を好む牛の為に塩をおいたのです。

牛は塩を好みます。牛は草食ですが草にはカリウムが多く含まれていてカリウムが排出される時にナトリウムも一緒に排出されてしまうのを補う為に塩を欲するそうです。

牛がこの家の前でずっと塩をなめていますから、そこにこの女性が出迎えれば待ちくたびれた皇帝も「今夜はここで」とその女性の部屋を訪れる事になったそうです。

これが連夜続くとこの女性が寵愛を受けたとのうわさが伝わり、移動の牛車を使う際の通り道にある飲食店が牛には塩という事で『客を呼び寄せる』アイテムとして店の入り口に盛り塩をするようになったという説です。

 

ですので盛り塩にはただのおまじないのような要素もありつつ

先にも書いた内面に働きかける役割としても使えるのです。

 

長くなりましたので基本的な盛り塩については次回^^

 

 

先日気になっていたうどん屋さんに行ってきました。

たまたま空いていた特等席!

景色にお味に大満足でした!

(このテーブルの向こうは柵も何もありません・・・ふふふ)

 

 

 

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