おはようございます、看護師ここなつです。


前回までは新卒から30歳まで働いていた時のお話でした。




今回から30歳以降10年間の経験での話になります。


https://ameblo.jp/coconatsubanana/entry-12672926578.html



30歳になり将来を考えた時にこのまま精神科にいる訳には行かないと決心し総合病院で働くことを決めました。




特に何科がいいとかはなかったのですが正直9年も精神科で働き、ろくに知識もないまま過ごしたのでかなりの冒険でした。




実習で悪いイメージのなかった消化器内科を希望しそのまま入職となりました。





もともとかなりの人見知りもあり新しい環境におっさんが入り最初は苦労しました。





ほとんどが若い看護師しかいなくどう関わって行ったら良いかもわからず大変でした。





なんせ精神科の知識しかなく、消化器内科の疾患や検査、治療など様々なものを少しずつ経験して学んでいくしかなかったです。





急変対応なんてものもほとんどしたことないので毎日がドキドキでした。







それでも何とか徐々になれることが出来、少しずつ楽しくなってきていました。







1番大きかったのは当時の課長との出会いかなと思います。






性格は変わらず静かに過ごしていたらいいかなと思っていたのですが、課長よりそれじゃダメだと言われある程度のリーダーシップを持つように指導されました。





自分に出来るか不安でしたがやる気になればなんでも出来るもんですね。





もともと気配り目配りや周りの動きの把握などは得意としていたので、それにちょっとの発言を増やすことで徐々にリーダーシップが備わったのかなと思います。






その頃が1番学習意欲もあったかもしれません。






その課長は飲みニケーションも上手で毎月のように病棟での飲み会を開催して、医者たちとの関わりも上手に出来ていたころでした。





やはり仕事だけでは言いたいことも言えない場面もある中で飲みの席で色々と話すことでそれぞれの仲が深まっていったのかなと思います。





その当時が1番病棟の空気感も良かったと思います。





今の時代職場の飲み会は最悪というつぶやきも結構みますが私はそうは思わないですね。





確かに面白くもない上司と飲むのは苦痛かもしれませんが、新たな1面も知ることが出来たり、話しやすくなったりいいこともあると思います。





看護師という女性メインの職場だから余計かもしれませんね。




いい上司との出会いっていうのは仕事でステップアップする上で大切なことかもしれません。