第4回:故郷「群馬県」を知ってもらう | midori note

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メモメモ…

ワタシ、です。群馬県前橋市の出身です。

今日は、「群馬の方言」などお伝えします。

同じ北関東の茨城弁や栃木弁は東関東方言に属しており、群馬弁とは大きく異なります。
ワタシからすると、茨城と栃木はとてもなまっている感じがします。

群馬県で話される方言をまとめて群馬弁や上州弁といいますが、
県内でも地域によって変化し、東毛・中毛・西毛・北毛に大きく分けられます。


栃木県の足利弁を群馬弁に含んだり、板倉町や館林市の一部の方言を
東関東方言としたりすることもあります。


細かい。


群馬弁は西関東方言に分類されているが、埼玉弁と同じく鼻濁音はなく、江戸言葉のべらんめえ調のような母音の転訛が存在します。


表現としては・・・
(ワタシが使うものをメインにのせます、しかもよく使うものはつけします)

「~だんべぇ」 → 「~だろう」という意味で語尾に付けられる。
「いきあう」→(たまたま)会う

「いぐ」→行く カ行の活用が「ガ」行に変化する。
「おっかく」→折る、割る
「かさる」、「かざる」→触れる、かする
「かたす」→片付ける
「かんます」→かき回す、かき混ぜる
「ぼっこす」→こわす
「おっぱなす」→放す
「もす」→燃やす
「ぶっつく」→ぶつかる、衝突する
「はたく」→叩く
「おおいい」→多い
「世話ねぇ」→大丈夫
「ちっとんべ」→少し
「なっから」→随分と

「なんじゃねぇ」→問題ない
「はぁ」→早く、もう、
「やらかい」、「やらっかい」、「やっこい」→やわらかい
「んまい」→うまい、美味しい

「きない」→来ない
「なから」→すごく
「あぁね」→なるほどね

「うんまか無い」→良く無い 「そらぁ、うんまか無かんべ」→「それは良くないな」
「おおか」、「おおく」→大して、あまり
「まっと」→もっと
「~かい?」→~なの?
「~っつ」→~ずつ 「ちっとっつ」→少しずつ 「いっこっつ」→一個ずつ
「~なん?」→~なの?
「~なんさぁ」、「~なんさねぇ」→~なんだよ
「~だがね」→~だよ 「そうだがね」→そうだよ

「~べぇ」「~ばい」→~ばかり


「かどっこ」→角
「つぐあさ」→翌朝
「つぐひ」→翌日
「てばたき」→拍手

「めかご」→ものもらい (吾妻、沼田、藤岡地域)
「めかいご」→ものもらい (中毛、桐生、太田地域)
「めど」→穴
「もこぉ」→向こう
「らいさま」→雷



アクセントとしては、館林市付近に無アクセントの地域があるほかは、中輪東京式アクセントであり、東京との隔たりはそれほど大きくは無い。

よく、アクセントが違うと言われるのは、「あかちゃん」「あくび」「いちご」「そうじ」
「ちゅうがっこう」「はんそで」
 とかでしょうか・・・・


応用してみましょう。

A「きのう、めかいごできたんで眼科いったら、Cさんにいきあったんさぁ」

B「へぇ、そうなん。久々かい?なっから見てねんよ」

A「でも、彼氏じゃない人と一緒だったんよ」

B「そら、うんまかねんべ。男前なん?」

A「よく見てないんさぁ。ちっとんべ見たけど、まぁ世話ねんべ」





・・・・・ボキャブラリーひっく。

では、また。