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『親父』道 ~おやじどう~

究極のパパっ娘による「父とその娘」の回想録

夏の夜長の楽しみと言えば『読書』。

昨夜は、「家、家にあらず」著・松井今朝子という
時代ミステリーを読んでいるうちに止まらなくなり、朝を迎えていました。
大奥ではありませんが、
大名屋敷の奥御殿で起きた殺人事件を描いた長編です。

そこでふと思い出したのは、やっぱり親父との思い出の一幕。


幼少の早い時期に字を覚えた私に父は、様々な本を買い与えました。
始めは日本むかしものがたり。
それから、イソップやアンデルセン。
オズの魔法使いとメアリーポピンズはもう少し後だったかな。

ただ、さすがに漢字は読めないものもあったので
小学校にあがるまでは、父が何冊かにルビをふってくれたものです。

児童文学とあなどるなかれ。
全てにルビをふるのは相当な労力を要したはず。

 読み聞かせる方がよっぽどラクだったろうに・・・

やがて漢字を覚えた私は、それこそ手当たり次第に本を読みました。
活字中毒の小学生が生まれたわけです。

エジソンやナイチンゲールの伝記を読み、
井戸に飛び込むアリスに同行し、
怪盗紳士ルパンの活劇に心を躍らせ・・・。

1冊読み終える頃には、決まって山のような疑問・質問にぶち当たります。

 「蓄音機」ってなに?
 「クリミア戦争」ってなに?
 「黄泉の国」はどこにあるの???

ここからがうちの親父らしいところで、ただ聞いても教えてくれない。
せっかく「知りたい」という欲求がわいたのだから
まずは自分で調べなさいと。
自分で苦労して、調べる過程そのものを楽しみなさいと。

がきんちょの私には
父が言わんとする真意なんてさっぱり分かりませんでしたが、
気付いた時には図書委員に選ばれていました。
クラスで誰よりも図書室に通う児童になっていたのです。

あれから30年近く経ちますが、
リサーチを苦としない性分は少なからず
趣味を越えて役に立っているようです。

あ。なぜかチェスは教えてくれました。
将棋は教えてくれませんでしたが・・・って聞かなかったからか?
父と娘の絆を語る上で欠かせないキーワードのひとつが
『交換日記』。

私が小学2年のころだったと記憶していますが、
通勤に1時間以上かかっていた父は
私が起きる頃には出社した後で、寝る頃になっても帰宅せず。
話したい事は山ほどあるのに、会えるのは日曜だけ。

どんなに駄々をこねても無駄だと気がついたある日から
手紙を書き始めました。
やがて、手紙は数日で束となり、
えんぴつをヒモでくくり付けたノートを使うことを思いつきました。

 きょうは (妹)とお母さんとみんなでコロッケを作りました 
 すごくおいしかったです

 きょうは(妹)とけんかしました
 たたかれてとてもいたかったので、大きらいです
 
8歳や9歳の少女が書くことなんて
今思い返せばたいした内容ではなかったのでしょうが
父は必ず返事を書いてくれました。

 きょう、なかなおりしたよ
 やっぱり大すきです


ときどき
「ぜんぶ読んだけど、今日はすごく疲れていて返事を書けません。
 ごめんね。」とあったけど。

「おやすみ。ごめんね。」だけの日もあったけど。


 それでも、毎日欠かさず読んでくれている
 わたしを知ってくれている

そう思えた時
少しも寂しくなくなっていたことを今でも覚えています。


 あの日記帳は、どこへしまったんだっけ・・・

30年近くも昔の物証は見当たらないけど
今でも
親父と酒を酌み交わしながら懐かしく語らう肴です。
coco_mlleの「prologue」のまねしてかいてみるね

世界中で三度目としたの保証は、今度タバコを投げた親父の娘で誰よりも併せ持っていきます♪
あっぱれ♪
今度お酒を綴ってよ!
それでも生還するんばかりは腰辺りまで三途の川に浸かっていた事に怒ります。
きょうからを綴って言おうものならお酒をしたらいいさまもなく37歳になろうものならおかんは、今度タバコを綴って依存して言おうものならお酒を始める事に浸かってしまう弱さまで取り戻し、かつての人生(当時)で誰よりも大好きな父!
ここで三度目とはないとかいないために・。

*このエントリは、ブログペットの「こうさぎ」が書きました。