親父がやってくる YA YA YA | 『親父』道 ~おやじどう~

『親父』道 ~おやじどう~

究極のパパっ娘による「父とその娘」の回想録

来週末に運動会を控えた甥(ほぼ4歳)と姪(2歳)。
その勇姿を見るため、親父があす上京します。

1泊目は、わが家。親父、初訪問です。


今からちょうど3年前。
親父の財布をあてにせず、マンションを買うと告げた私に
母はこっそり言いました。

「お父さんに、少し援助して、って言ってあげたら?」

曰く、親父の生き甲斐である私が独り立ちするのは
喜ばしく誇らしいことであるものの
一方では寂しくもあるのだと。

 そんなことは 重々分かっているよ・・・

結婚もしていない私が、30代半ばにして
一人でマンションを買うとなれば、なおのこと。
心配というより
むしろ、寂しく思うだろうことは承知の上での決断でした。


このとき、私の胸の内にあったのはおそらく「祖父の帝王学」。
 ◆参照:三つ子の魂

折しも、末っ子の妹が婿養子を迎え、実家に戻った直後。
三姉妹の長女として責任を果たせなかった私には
もはや帰る場所はないのだ、という自分に対する覚悟であり、
祖父の遺産を含む全財産を放棄するという
義弟への無言のアピールだったつもりです。

腐っても姉。
父がどれほど寂しがろうとも
そこだけは意地を張り通さなければならないのが長子なのです。


あれから3年。
私の「城」は、親父の目にどう映るのでしょうか。
夜通し語らう体力は、今の父にはありませんが
少し聞いてみたい気がします。